マーティンの日本珍道中(200412月)


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プロローグ

そもそも、事は、2003年冬休みの日本帰国に始まっていたのかもしれない。4年ぶりに一人で日本に帰省した私。中国に行ったことを除い ては、結構のんびり過ごしていたし、チェコやアメリカにいたマーティンとは毎日電話で話していた。日本帰省の極みである、美味しいものを食べつつ、テレビ にはまり、こたつでごろごろする贅沢な生活を満喫していた。

そんな私の究極の喜びを知った心配性のマーティンは、翌年2004年の冬に日本を訪れると自分もそんな時間を過ごさねばなら ないかもと心配し始めた。「僕は日本では絶対そんな時間の過ごし方をしたくない!だから、日本帰国中の旅行の日程は僕がたてる!」と、かわいそうに、日頃 嫌いな旅行の日程計画を自分から引き受けてしまったのだ。

10日 ほどの日本滞在の間にどこに行くのか?理想としては、実家でごろごろしていたかった私。マーティンの計画では、以下をすべて訪れるということだった。

福岡市、阿蘇のハイキング(冬のハイキングなんて!)、湯布院、黒川温泉、 広島、宮島、京都(京都なんて、冬とても寒いのに!宮島で十分よ!)、東京で歌舞伎を見る(10日しかないというのに、何てたわけた考えなの!!勘弁し て!)

実家で休養なんて考えはかけらもなく、地理感のない外国人が考えそうな予定だわ。10日で、これだけ周るのは不可能だと説得して、以下の予定に決定した。

福岡市、黒川温泉(ついでに阿蘇と由布院をドライブ)、岩 国、広島(平和公園のみ)、宮島、京都。

ああ、私のバケーションはいずこへ。
でも、考えてみると、私がチェコを訪ねたとき、
マーティンは、私を連れてまわるのに忙しくて、 一息つく暇も無かったのよねえ。

ありがとねえ。

 

目 次 

成田空港にて

実家にて

ふぐ料理のコース

日本での運転

黒川温泉(熊本)

福岡市

岩国

宮島

平和公園 - 広島

京都

エピローグ


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