2007年前半
6月30日
マーティンのご家族、ついにアメリカ入り!
結婚式以
来、2年ぶりのご家族との対面。何よりも、初孫との対面がとても嬉しそうでした。なのに肝心のマーティンは風邪をこじらせてしまい、家のお掃除はほぼすべ
て私がする羽目に。赤ちゃんがいるために(赤ちゃんのせいにして)、最近お掃除が行き届いてなかったため、とても大変でした。空港からレンタカーで家に到
着したときの喜びは大きかったものの、皆さん、時差ぼけでとても疲れていたようでした。これから1ヶ月間、南西部の国立公園を中心に、アメリカの大自然を
見て回るそうです。

今回ご両 親からいただいたお土産の一つは、 メドヴィナという蜂蜜のお酒。私の大のお気に入り。でも、授乳が終わる10月まで待たねば。ルツカに持ってきてくださった絵本。やはりチェコのものなの で、日本の子供達も読む、おそらく世界中で読まれている昔話でも、登場人物の衣装がチェコの伝統的な衣装だったりして、やはり、こんなちょっとした所から チェコの文化を吸収していくものなのねと、つくづく感じた。
禁断ディズニー!
ディズ
ニーワールド等のアミューズメントパークにそんなに興味がない私だが、娘がもう少し大きくなったら、娘のために、家族でオーランド(フロリダ)のディズ
ニーワールドや周辺の様々なアミューズメントパーク巡りをしてもいいなあと思っていた。マーティンに提案してみたところ、猛反対!マーティンにとっては、ディズニーは、いかにもアメリカ的商業
主義の、お金儲け目的の、全く実質的な価値のないものが並ぶ「偽者の世界」。
「そんな
場所に興味を持つような子供に育たないように、僕達がいい教育をしなければ。よい物を見て、よい音楽を聴かせて、自然の美しさに触れさせて。」
「気持ちは分かるけど、学校に行くようになったら、周りの子供達からディズニーのことについて学ぶわよ。きっと。いいじゃない、小さな女の子のファンタ
ジーの世界って感じで。」
「僕は、ルツカと君が一緒になってディズニーに行きたいなんてねだりだしたら絶望だあ。」(と、本当に絶望的な不安げな表情になってしまったマーティ
ン。)
「あなた、共産主義のイデオロギーに知らずに染まってしまったから、ディズニーが嫌いなんじゃない?」(と、からかう私)
「ルツカは、本物(authentic)に触れて育って欲しいんだ。」
(気持ちは分かるけど、それにしても頑固だなあ。だめだこりゃ。路線を変えてみよう。)
「本物に
触れる大切さ、よく分かるわあ。確かにディズニーのお城に行かなくても、中欧で本当のお城にまた家族で宿泊すればいいし。XX城で宿泊なんてどう?私達
が、結婚式の後に宿泊したお城に戻ってもいいわよね。ニースのシャガール美術館にも連れて行ってあげてくれる?ウィーンのオペラ座も。それから、、、、
(自分が行きたい所や戻りたい所をずらり)。NYCにも、素敵な演奏やお芝居を観に行かれるし。そのついでに、ディズニーのお店に連れて行ってあげたいわ。」
「ディズ
ニーのお店だってえ!とんでもない!そこから、ディズニーへの憧れが芽生えて、ディズニーワールドに行きたいなんて言い出すようになるんだ。」
「ええ!
お店すらだめなのお!そんなこと言ったって。私、NYCを訪れたときに、ふと立ち寄って、あまりにものかわいらしさに、自由の女神の衣装を纏ったミッキー
マウスを買ったのよ。ルツカにも遊んで欲しいと思っているの。4年前に見せたでしょう?忘れたのなら、また見せてあげるわ。」
「ミッキーマウスって何?」
「えええ ええ、ミッキーマウスも知らないのお!」(びっくり)
やはり、
旧共産主義下のチェコスロバキアで育った弊害が!!アメリカに来て、もうすぐ7年にもなろうとしているのに、まだ資本主義の洗脳が足りないようです。国際
結婚生活をしていると、こんなことがあってもいいのかということに遭遇することがよくあります。
6月25日
ニューヨークについて考えたこと
ニュー
ヨーク州への引っ越しを控え、ふと4年前に用事で訪れたNYCを思い出した。私達の住むところは、マサチューセッツ州とバーモント州との州境に近く、
NYCからは離れている。交通の便を考えると、おそらくモントリオールの方が行きやすいかもしれない。私はモントリオールがとても気に入っているので、
12月になったら、娘を連れて、クリスマスの買い物にでも出かけようかしらと(ひそかに)計画している(買い物と都市の散策が嫌いなマーティン)。まだ
行ったことのないボストンや避暑地ケープコッドにも近いうちにぜひ訪れたいもの。何よりも、ニューイングランド地方の美しい自然や、歴史のあるチャーミン
グな小さい街を気軽に訪れることが出来、ミネアポリスとは異なる楽しみを見つけられそう。
さて、話 をNYCに戻そう。3泊4日のNYCの散策のことは、いつか旅行記として載せようと思ってはいたが、用事で行ったということもあり、また、そんなに感動し た場所でもないので、そのままになっていた。というわけで、ここで初めて印象や感じたことを綴ってみようと思う。
1)NYCの人達は、地方からの訪問者に優しい!
元々、地方から来た人が集まって出来た街だからだろうか?とにかく優しい。まず初日に用事で訪れた国連の近くのビルの入り口近くにいた案内係のおじさん。
エレベーターの場所や、私が行こうとしていた部屋への行き方を、とても親切に教えてくださった上に、用事の前後とも、お互いの個人的なことなどのおしゃべ
りをしてしまい、親切にも、私のこれからのキャリアのことなど「グッドラックね!」と言ってくださった。
カーネ
ギーホールを訪れた時、入り口の案内のお兄さんが、とても親切に対応してくださった。「どこから来たの?」「ミネソタからです。」「とても寒いところなん
でしょう?ニューヨークはどう?」といった感じで、お互いのことを色々話し始め、最後にはきちんと座席まで案内してくださった。その後、最寄の地下鉄の駅
の入り口付近で、地下鉄に乗るべきかタクシーにするべきか迷っていた。夜10時過ぎていたし、地下鉄の治安のことを全く知らなかったから。すると、そこに
いらした警察らしき人が、「Can I help
you?」と聞いて来たので、地下鉄にこの時間に乗るのが安全なのかとうかがったら、「ニューヨークでは、この時間、みんなまだ地下鉄に乗っているから安
全だよ。乗ったら分かると思うけど。」と優しく言ってくれて、とてもほっとした。
ニュー
ヨークの生活って、物価が高くて大変そうだけど、地方出身の人たちが、大変な生活の中、肩を寄り合わせて生きていると言う感じが好きだった。裕福なミネソ
タ州でよく遭遇する、自分だけがきれいなお家に住み、いい生活をしていれば、外の世界で何が起こっていても関係ないという、典型的な郊外に住むミネソタ人
的個人主義とは異なる温かさを感じられた。
2)謎その1:ロックフェラーセンターで、スケートをする人達をじっと見ている人達?
どうして、自分がスケートをせずに、スケートをする人達をじーっと見ているのかが、不思議でならなかった。スケートをしている人たちも、別
にプロのスケーターではないようだったし。何が楽しいのでしょうか?それとも、観光に疲れて休憩中?誰か、この私の謎に答えを!周辺の、菊の花で出来た
アーチがとてもきれいでした。
3)謎その2:5番街のティファニー
日本人の女の子達だけが、なぜかお店の前で記念撮影を。オードリーヘップバーンの映画に出てきたお店だから有名なのでしょうね。でも、どう
して、他国からの観光客の姿はなく、日本人の女の子だけが撮影を?ティファニーのお店は世界中にあるのに。もしかして品揃えが違うとか?Twin
Citiesにもティファニーはあるからと、中に入りもしなかった私。でも、ニューヨーク州に引っ越したら、指輪磨きのサービスにわざわざこのお店まで来
なければいけなくなるのかしら?(遠すぎ!!)
4)Diversity?
Twin
Citiesは、ベトナムやカンボジアやラオスからの移民が多いため、ベトナム人街があり、ベトナムレストランがいたる所にあるのに、ニューヨークではほ
とんど見かけなかったベトナム料理レストラン。ここに多い、ソマリアやエチオピアの人たちや、モン族の人たちを見なかったなあ。ニューヨークには何でもあ
りと思っていたので意外だった。
5)空港とバスと。。。
なんだか小汚かった空港。疲れた顔をして、何だか急ぎ足のビジネスマンが多かった。空港から市内へシャトルバスが出ているようだったので、
バスに乗ってみてびっくり。何と、ぼろぼろの今にも壊れそうなバス。ケニアでよく走っていたバスとあまり変わらない。先進国にこんなバスが存在するなん
て。ちょっとショックだった。Twin Citiesでは、空港から出るバスや電車はどれもきれいなので、カルチャーショック。
6)ウィンドーショッピングの楽しみ!
5番にあるようなお店は、ミネソタにも、また全米の他の都市にもあるので、わざわざそのためにニューヨークまで出かけていく必要はないと思う。
Macy's等の主要デパートも同様。でも、チャイナタウン、リトルイタリー、ソーホーのある地域はとっても楽しかった。個性的なアートギャラリーやブ
ティックがたくさんあり、また訪れたいと思う一帯。他の地域にも、私が知らないだけで、全国チェーンではない個性的なお店がきっといっぱいあるのでしょう
ね!
もう一つ
気が付いたのは、ニューヨークにはお花屋さんがとても多いこと。至る所にあり、きっと、お花を買う人が多いからなのね。素敵です。
7)自由の女神と移民博物館
早速訪れた博物館は、世界各国からの移民を受け入れていた時代の、検査の様子や、当時の写真や、移民の人たちが持ち込んできた物が展示されていて、この国
の歴史をしみじみと感じたひと時だった。ミネソタには、現在も移民中のモン族やソマリア、エチオピア人を除くと、北欧系の移民の歴史の資料がほとんどなの
で、この博物館がとても興味深く、刺激になった。
6月23日
Ukrainian Wedding
ウクライ
ナ系カナダ人Vladimirの結婚式に行ってきた。ウィニペグ出身の、フランス語も堪能なウクライナ系カナディアンの彼は、ロマンチックで、フランス語
で愛のポエムを書いたりもできる、キュートな、マーティンのラボの友人。
自分の結
婚式以来、2年ぶりの結婚式参加。友人にとって、最も大切な瞬間を共有できるって、気分がいいもの。知ってはいたものの、中に入る機会のなかった近所のウ
クライナ系カトリック教会で行われたため、私達は、今回初めて足を踏み入れることになった。


何て
チャーミングな教会なの!当たり前だが、飾りの文字も、ウクライナ語(通称「ロシア語は苦手」なことになっているマーティンが、なぜか訳してくれました-
笑)。神殿も、ウクライナ風の装飾がほどこされていた。1時間弱の儀式も、華やかなガウンに身を纏った司祭者が、アカペラのコーラスと歌うようにお祈りを
捧げていて、とても心洗われる美しいひと時だった。更には、新郎新婦の頭に豪華な冠をかぶせてお祈りをする場面もあり、とても感動した。

レセプション会場では、Vladimirのお父様が話しかけてきた。ウクライナで生まれ、ウクライナ語も話せるとマーティンに言っていた。
そして、マーティンが「僕の妻です。」と私を紹介した途端、
「ああ、僕君のこと知っているよ。夜中に電話で話したからねえ。ハハハ!」
穴があっ
たら隠れたかった私。去年の夏、マーティンは、Vladimirの誕生日パーティに誘われて、とあるドイツ系バーに行ってきた。11時頃には帰ってくるか
らと言ったのに、1時になっても帰ってこない。心配になったので、バーに電話してみようと、インターネットを見てみると、もう閉店した後。それならば、深
夜申し訳ないが、Vladimirのアパートに電話しようと、ミネソタ大学の職員・学生のダイレクトリーで電話番号を検索。市外局番がここのものではない
番号を見つけたが、携帯を持っている人は、ミネソタ外で得た電話番号をそのまま使っている人も多いため、きっと携帯の番号だろうと思って、かけてみたら何
と!!!
ウィニペ
グの実家だったのである!!!!!!!!!
「もしも
し、Vladimirに代わってくださいますか?」
「ここには彼いないよ!ここは、カナダの彼の実家なのだけど。」
「ええ、すいませーーーん!こんな夜中に。実は、私の主人が彼の誕生パーティに行ったきり、バーも閉店しているのに、まだ帰ってこないので、心配なので、
彼に電話かけようと大学のダイレクトリーで調べたら、この番号が。ごめんなさい。彼の電話番号、教えてくださいますか?」
「それが知らないんだよ。最近電話番号変えたらしいから、今度、里帰りでここに戻ってきた時に聞くつもりなんだけど。」
(親なのに、息子の電話番号ぐらいちゃんと把握しておいてよお!)
「まあ、大丈夫だと思うよ!ご主人もう少ししたら、ひょっこり帰ってくるんじゃない!」
なんて、
呑気なお父様!その通り、電話を切って10分後にご機嫌で帰ってきたマーティンに、私は怒り爆発したのであった!
レセプ
ション会場を去る時に、お父様に挨拶をしに行っても、
(マーティンに)「君はいい奥さんを持ったねえ!こんないい奥さんだから、大切にしてねえ。」
(そして私には)「いつでも電話かけてきてくれていいからねえ。でも、も少し早い時間にしてねえ!」
と、最後
の最後までお父様にからかわれ続けた私。帰りの車の中で、「あなたのために、こんな恥をかく羽目に!」とぶつぶつ言っている私の横で、マーティンは面白
がって笑っていたのである。
6月22日
Multiculturalism
毎年8月
に、うちのオフィスには、経済的に貧しい家庭の子供達の大学進学率を高めるプログラムを通じて、高校生が3人2週間ほど研修にやって来る。高校生が出来る
実質的な仕事があるはずもなく、だからといって、仕事なしにずっと座らせておくわけにもいかないので、フロントデスクのジェイミーが担当者となって、オ
フィスの飾りの工作をしてもらったり、どちらかというと、楽しい手作業系の仕事を何とか見つけ出して与えている。同僚とのランチでの会話:
(同僚
A)「ジェイミー、高校生達が出来る仕事を見つけ出すのに苦労してるみたい。」
(私)
「私、日本人だから、ジェイミーに頼まれて、毎年折り紙を教えてあげてるのよ。」
(ユダヤ
教徒の同僚A)「そっかあ。じゃあ私は、XXX(ユダヤ教の儀式)についてでも教えてあげてもいいわ。」
(白人と
黒人のハーフ、かつ、ゲイの同僚B)「それだったら、私は、半奴隷について語ってあげようか?」(黒人が過去奴隷だった歴史をあつらったジョーク)「ゲイ
のことでもたっぷり教えてあげれるよ。」
(ラオス
系の同僚C)「それなら、僕は、ラオスのことでも。」
(白人か
つゲイの同僚D)「皆エスニシティがあっていいわ。私は、plainでエスニシティがないから。ゲイのことでも語ってあげよっかなあ。」
(私)
「エスニシティが無いなんていってるけど、あなたには、スコットランド系というエスニシティがあるじゃない!」
(他の同
僚達が、スコットランドの伝統文化についてからかいはじめる。)
(同僚
D)「スコットランドのことはやめとくわ。ゲイについて語るほうがまだましだあ。」
そんなこ
んなで、うちのオフィスには、典型的アメリカ人(白人、クリスチャン、異性愛者の3点揃い)が一人もいない、とても多文化主義のオフィスなのである。
ランチの
帰りがけに、同僚が「美紀は、確かちょうちょが嫌いだったのよね?」と言った途端、「モスラー(ゴジラの映画)にでも追いかけられた経験があるの?」と
突っ込んできた他の同僚達。楽しい仲間です。
6月20日
Mexican Day!
今日は仕
事をお休みして家にいたので、ルツカとお昼にふと思い立って、Global Market
Placeに行ってきた。世界各国料理の屋台やお店があるこの市場に行くのは久しぶり。私とマーティンは、ここに来ると、なぜかチベット料理の屋台によく
行ってしまうので、今回はベトナ
ム料理をと思っていたのだが、メキシコの屋台で見た「Posole
Soup」のセットに魅かれた。ポソリスープは、4年前にニューメキシコ州で食べてとても気に入って、自分でも作ってみたほど。アメリカンインディアンの
食べ物と思っていたのに、あれあれ、どうしてメキシコ料理に?インターネットでポソリスープの起源を調べてみたが、これと言った信憑性のある情報は見つか
らなかった。

まあこん
なに多量の物が出てきてしまい、食べきれず家にも残りを持って帰った。ルツカも、一緒に離乳食を食べて、食事をしている私の側で、おもちゃを振り
回しながらご機嫌。
食後は、
メキシコの駄菓子を売っているお店で、懐かしい気分で、少しお菓子を買って食べてみた。小さなスプーンもついていて、子供心をくすぐる。子供の頃、よく
100円玉2枚ほど持って、10円の駄菓子をたくさ
ん買って喜んでいたなあ。

さてさ て、味の方はというと。お店の方の勧めで、いかにもメキシコチックなお菓子を選んだら、マンゴーとチリペパーの組み合わせのキャンディやタマリンドとチリ ペパーの組み合わせの物など、甘いものと辛いものを組み合わせるという発想に感心した。たまに、メキシコの気分に浸るために食べるのはよいが、これが日常 茶飯事にとなると、ちょっときついかなあ。

太陽のまぶしい光を感じさせる中南米の飾りにはいつも感心します。
6月19日
花鼓歌(Flower Drum Song)
同僚が薦 めてくれたミュージカル映画、花鼓歌(Flower Drum Song)を終に観た。テレビを見ることのない我が家。最近、終にテレビを地下室に移してしまい、必要ないものが居間から消えたことにすっきり!それ以 来、DVDはルツカを寝かせた後、ドリンクを持って地下室で鑑賞している。ひんやりしている地下室での二人きりの空間と時間。なぜか居間で観るよりも居心 地がよくて、結構気に入っている。
さて、映
画の話に戻るが、この映画は最高!舞台は、サンフランシスコの中国人コミュニティ。お見合いに基づく結婚をめぐって、伝統的な価値観を保っている中国から
移って来た人たちと、アメリカで育った中国の人たちとの考え方や行動の違いが、滑稽に巧みに描き出されているコメディ。とても面白いのでお勧めです。詳し
い話はこちらから。
映画では
滑稽に描き出されている価値観の違いだが、現実は、笑い事ではない。私が担当していた中国系アメリカンの男子学生も、中国から移民した両親との価値観の違
いにとても葛藤していた。自分の意思で自分の専攻や将来のキャリアを決めていくアメリカ的な考え方を持つ彼。対照的に、息子の専攻や職業は、親が決めても
当然と思う両親。比較文化学が好きで、かつ、将来は子供と働く分野に就職したい彼。その一方で、息子には、将来の高収入につながる専攻、数学や物理に素質
がなくて、理系がだめならば、せめて、ビジネスをと希望するご両親。ビジネスを専攻しないのならば、学費の支払いを打ち切るとまでプレッシャーをかけ、更
には、同様に中国から移民してきた両親の親戚まで、両親の肩を持ってプレッシャーをかけ、とてもかわいそうだった。
6月16日
Body Wrap
スパに
行って、ハンガリーの泥の全身トリートメントをしてきました。スパは本当に久しぶりで、ともかく気持ちよかったあ!
「ニュー
ヨーク州に引っ越したら、フルタイムで子育てするから体も疲れやすくなるので、3ヶ月に一回スパに行っていい?」
「。。。。」
「3ヶ月に
一回が多すぎるなら、4ヶ月に一回でもいい?」
「約束はしたくないけど。でも、僕は君にハッピーでいて欲しいから。」
心にゆと
りを持って子供に接することが出来るためにも、心と体に潤いのある生活って大切だと思う。何て、巧い口実?
6月14日
結婚2周年!
「僕達、 2歳になったねえ」なんて語っていた今日。もう2年も経ったのねえ。結婚に憧れるようなタイプではなかった私も、とても自然な成り行きで、理想の年齢より も2歳早く結婚してしまいました。
今日は、
近所にある、お気に入りのシーフードレストランにお食事に行ってきた。このレ
ストランは、雑誌やインターネットでお勧めとして掲載されたりするレストランでは全くないのだけど、味はとにかく絶品!前菜は、いつものように、ぷりぷり
の生牡蠣と具沢山のシーフードチャウダー。パンも美味しいの。日替わりのメインは、今回は、シーバスのお料理を。油っぽい身がぷりぷりしていて、とても満
足だった。このレストランは、ミシシッピー川に面しているので、食後は少しだけお散歩もした。
話は異な
り、あと2週間で、マーティンのご両親がアメリカにやってきます。同じ通りにある日本料理のレストランに連れて行く予定です。お味噌汁、刺身、お箸、お寿
司、大丈夫かなあ?全然関係ないけど、Twin
Citiesの人たちが刺身やお寿司にも使うことが出来る新鮮なお魚を求めて行くお店の写真を載せてみました。入り口のお魚のアートが面白いです。

6月9日
娘と一緒にお買い物!
朝、ルツ
カとグランド通りへお買い物に行ってきました。お店と人込みが好きなルツカちゃんは、この年でもうママの女友達化してしまい。今日訪れた場所は、個性的な
ブティックが並んでいる面白い所。古い家を改造して出来たお店も多く、結構気に入っています。デパートやショッピングセンター的な建物とは違った親近感を
醸し出していますね。中も、見かけよりかなり広いです。

左の白い
お家は、美容室とお花屋さんとヨーロッパ輸入のアンティークのお店が入っています。左の門から、家の裏にあるお花屋さんとアンティークのお店への入り口へ
と続きます。右の紫のお家は、赤ちゃん用品のブティック。結構大きなお店で品揃えもとても豊富。
子供とお
買い物に行くようになって気が付いたのは、お店や周囲の女性の方々の気配り。ベビーカーごとはいることが出来るフィッティングルームが備えてあるお店も多
く、小さなお手洗いしかないお店の店員さんは、その間、ルツカと遊んでいてくださったり。自動ドアでないお店では、見知らぬ方が、ドアを開けて持っていて
くださったり。母親になることで、周囲の方々の温かさが更に感じられるようになりました。また、今までは、趣味や世代や文化等の違いで、あまり接点のな
かった人たちとも共通の関心事が出来、友好の輪が広がったような。

今日のお
買い物の始まりは、台湾の方が経営されている喫茶店でケーキとお茶。抹茶のケーキ(小豆のクリームと生クリーム入り)や日本と同じふわふわのチーズケーキ
が売っているので、マーティンも含め足繁く通うようになってしまいました。
6月4日
有給休暇の交渉!
アメリカ
の企業で働くことになった、親しいヨーロッパの人の友人たちが、採用の際に有給休暇をもっともらうための交渉に使う理由がずうずうしい! もちろん、会社
によっては交渉不可能な会社もあるのだが。
チェリー
(フランス人):「休暇でフランスに帰るとなると、最低でも2週間は必要なので、もう一週間休暇が必要」
マレック(チェコ人):「私はヨーロッパ出身なので長い休暇に慣れているので」
こんな理
由で、有給休暇を増やしてもらえているのだから信じられない。更には、最近マイクロソフトの結構上のポジションに引き抜かれたマレックは、今回15日の有
給休暇と、15日の無給休暇(年間合計30日)まで交渉成功したそうである。まあそれでも、勤務開始から自動的に年間22日の有給休暇をもらえるミネソタ
大学の職員ほどではないのだが。
さて、
ヨーロッパ出身だからということが交渉の理由になるのなら、日本人は一体どうやって交渉するべきなのでしょうか?
6月1日
何て面接なの!
もう先
月のことになるが、マーティンはある会社との第2次面接に招待され、ニューヨーク州のアルバニー郊外に行ってきた。面接は一日がかりで、以下のようなスケ
ジュールだった。
朝7時
(ミネソタの時間ではまだ6時!):会社の人がホテルにマーティ
ンを迎えに来て、朝食会へ。
9-10時:専門分野の今まで行ってきた研究について発表
10-11時:専門分野の知識について質問、討論会
11-12時:人事課と面接
12-1時:昼食会
1-4時:関連分野の3ヶ所のラボを訪問し、マネージャーたちと面接
ただでさ
え面接は緊張するのに、こんなに長時間だと、私だったら、終いには心身共に疲れて果てて、気が狂うかもしれない。うまく行っているかなあと一日気がかり
だった。そして、夕方、アルバニー空港から、電話が鳴った。
「Hi,
美紀!今空港からなんだけど。」(声が異様に明るい。)
「面接どうだった?長い一日だったから、疲れたでしょう?」
「いやあ、楽しかったあ!色んな人に会えて、ラボとかも見ることできて。全然疲れてないよお。」(超喜びに満ちた声)
(何なのこの人!)
帰ってき
てから、話を聞いてみると、やはり心から楽しかったらしく、ウキウキしていた。「人見知り」というものを知らないマーティンは、いつもの調子で、色んな人
とお話しまくってきたのである。(ひゃあ。)おまけに、もし採用されたらマーティンのボスになる方と育児や、デイケアや、近場のスキーが出来る場所や、現
地の住宅や学校の事情まで話し込んできたらしい。
更には、
午後に会った3人のマネージャーたち。その内の一人が、マーティンに聞いた:
「趣味は何?」
「もちろんスキーです!」
「それだったら、コロラド辺りで仕事を探した方がいいんじゃない?」
「スキーのインストラクターにならない限りは、どこでどんな職についても、妥協しないといけないので。」
絶対にこ
れだけではなく、更にぺらぺらとアウトドアのことについて語って来たに違いない!間違っても、「羊飼いになりたいんです。(本当の夢)」なんて、言ってき
てなければいいのだが。。。。。と心配したが、聞きただす勇気が無かった私。答えを聞いたら、失神するかもしれないので。
そのマ
ネージャーさんは、マーティンを次のマネージャーの所へ連れて行ったときに言った:
「マーティンはアウトドアが好きなので、室内で面接すると言う僕が犯した失敗を繰り返さないよう、外にでも連れて行ってあげてね。」
というわ
けで、次のマネージャーさんとは、お庭でのんびりお話をしたそうである。
何て世界なのでしょうか?それとも、単に私がエンジニア達の世界を分かっていないので
しょうか?
(まあ、アメリカで働いていると、こんなことがあってもいいのだろうかと目と耳
を疑いたくなることが目前で起こることにはすっかり慣れているのだけど。)
その会社に
はトラベル専門の部署があり、海外出張や面接者のための航空券やホテルの手配はその部署が行っている。不必要なほど高級なホテルを手配し、アルバニーへの
航空券も、行きと帰りで航空会社が異なるために通常の3倍の料金になっている直行便も、もしマーティンが希望すれば、何の問題も無く手配していたらしい。
たかが面接者のために、こんなに無駄遣いしてもいいのだろうか?
何て世界な の!教育分野で働いてきた私には、とにかくカルチャーショックなのです。
さて、面
接の2日後、病欠で家にいたら、マーティンの直属のボスになるマネージャーの方から電話が。マーティンはオフィスにいたので、オフィスの電話番号を教えた
ら、マネージャーさんが聞いてきた:
「Are you his wife?」
「Yes.」
「We would like to offer him the job. He is a terrific young man and
terrific engineer! We really enjoyed meeting with him!」
というわ
けで、マーティンよりも先に採用のニュースを聞いた私。それにしても、こんな形でボスになる方から採用の報告を受けるなんて、マーティンは幸せ物です。
5月26日
母の日のおでかけ!
初めての
母の日を祝って、アマンダと13日遅れのお出かけに行ってきた。今回のお出かけ先は、Still
Waterという小さな町。北欧からの移民が建てた、ミネソタ発祥の地とも言われる、St.
Croix川沿いの古いチャーミングな町。今日は、子育てを忘れて、地元のワインを味わったり、お気に入りのレストランでお食事をしたり、買い物をした
り、すっかりリフレッシュしてきた。

レンガ造りの古い建物が並ぶメイン通り。この通りには、可愛いお店やアンティークのお店が並ぶ。

川沿いで
アマンダと一枚!
5月19日
ペルシャ料理-その3: パラダイスカスタード

簡単なの
で、ここにレシピを載せることにしました。
材料(6
人分程)
コーンスターチ 4分の3カップ
お米の粉 4分の1カップ
ミルク 4カップ
砂糖 1カップ
カーダモンの種10個の殻を割って中身を取り出しておく
バラの蒸留水(ローズウオーター)4分の1カップ
1)お鍋
の中で、コーンスターチとお米の粉をよくかき混ぜながら、ミルクに溶かす。
2)中火で温め始めてから、砂糖を加える。
3)玉にならないよう、常にかき混ぜながら、カーダモンを加える。
4)少しだけとろみが出てきたところで、ローズウォーターとを加える。
5)カスタードの硬さになるまで煮て、すぐに容器に入れて、2時間ほど冷蔵庫で冷やして出来上がり。
5月17日
ペルシャ料理-その2: ミートボール
ペルシャ
料理シリーズ第2弾!(何て大げさな)。今日は、お米とお豆と牛肉のミンチを使ったミートボールを作った。先日備えた薔薇の花びらや、他のスパイスやハー
ブもたくさん入っていて、香りもよく、今度はいけるとマーティンと確信。さて仕上がりは?

オレンジのサイズの大きめのミートボール。なぜか柔らかすぎて型崩れ。レシピど
おりに作ったのに!でも、味は絶品。ヨーグルトをかけて食べ
ます。
ペルシャ料理作りの教訓-2:「外見より中身」という価値観を培ってから挑戦しましょ
う!
ペルシャ
料理は、とても多種類の具材を使うので、調理にとても時間がかかるが、その分繊細で洗練した味に出来上がります。明日は、先日作って凍らせておいたピスタ
チオのスープと、今回のミートボールを持って行き、マーティンの知り合いの、イランから来た留学生に食べていただきます。
昨日は、
例のペルシャ食料品店で、仕事帰りにサフランをたくさん買いました。イラン出身のお店の方が、「サフランをよく使ってお料理するの?」と聞かれたので、
「今まで一度もサフランを使ったことないのだけど、先日、このお店で買った本をもとに、これからペルシャ料理に挑戦したいんです!」とはりきって言った
ら、非常に喜んでもらい、ペルシャ料理についてしばらく話し込み、とても楽しいひと時でした。ちなみに、私もマーティンも、最近はすでに経営者(もちろん
イランの人)と顔見知りになっているのです!
次は、
ローズウォーターを使ったデザートあたりでも作ってみようかしら。
5月16日
Staff Appreciation Day!
職員の日
頃の努力をねぎらって、オードブルとデザートのちょっとした集いが行われた。最初の挨拶のスピーチをしたAssistant
Dean。 長話をすることで有名なため、司会を努めた彼の秘書から、「2分以内にしてください。でないと、デザートを食べることが出来ません。」ときっ
ぱり前置き。「2分以内と脅されているので、」という前置きでスピーチを始めたAssistant
Dean。簡単なスピーチを終えた後は、「2分以内だったよね?」と確認しながら、すぐさま、デザートを取りに行った。皆爆笑!
さて、こ
の集いでは、職員の投票により、以下の賞が各一名に授与された。
1) Selective Organization Award: 机の上が最も散らかっていて汚い人に授与される。
2)
Social Butterfly Award:最も社交好きで、イベントを企画したりするのが好きな人に授与される。
3)
Caffaine Addict Award:カフェイン摂取量が最も多そうな人に授与される。
4)
Teacher's Pet Award:勉強会や、様々なセミナー等に最もよく顔を出す人に授与される。
5)
Ph.D Trivia Award:博士号を持っていて、自分の専門分野とは全く関係のないことにやたらに詳しい人に授与される。
うちのオ フィスの同僚が、Social Butterfly Awardに選ばれました!

カフェイ
ン中毒の賞に選ばれたダイレクターのMarkは、コーヒーをやめるために、3年ほど前から、炭酸飲料ジュースに切り替え(カフェイン入ってるから、意味な
いでしょ!)、いつも「Mountain
Dew」という炭酸飲料のボトルを持ち歩いている。炭酸飲料の量を減らすのが次のステップらしいが、なかなか止められなさそう。受賞の際も、「今日は、ま
だ一本しか飲んでいないんだ。」と自慢していた。皆爆笑!
汚い机の
賞に選ばれたLesは、「受賞したんだから、誰か、忙しい僕の机の上を片付けてよお!」 皆爆笑。それに答えて司会曰く、「受賞のお祝いに
Mountain
Dewを差し上げましょう!」皆、大爆笑。
さて、こ
の集いのテーマは、「自分の中にある子供らしさを喚起」すること。そのため、子供の頃によく遊んだゲームや粘土等も、テーブルの上に置かれており、皆遊ん
でいた。

5月13日
ペルシャ料理: ピスタチオのスープ
早速挑戦
した第一品目。イランから輸入の最高級のピスタチオを使って頑張ったが、結果は。。。。。
クミンの
味が強すぎで、ちょっと胸にきたし、色が、本に載っている薄いエメラルドっぽいきれいな色ではなく、茶色がかった暗い緑色。スパイスの味が強すぎて、肝心
なピスタチオの風味が全く感じられない。レシピどおりに作ったのに!!!がっくり。
辛い物好
きで、かつ、親切なマーティンは、君が思うほど悪くないよ!と言いつつ、少ししか食べなかった私とは対照的に、結構たくさん食べてくれた。2,3日置けば
もっ
とマイルドになるかもと、希望を残してくれた。
おそら く、色の違いは、生のピスタチオが手に入らなかったので、ローストされた物を使ったこと。マーティンから後で聞いたのだが、材料のLeek、チェコでは白 い部分しか使わない。緑の濃い部分も使ってしまった私。そんなこと誰も言ってくれなかったよお。おまけに、アメリカのLeekはチェコの5倍ほど大きいら しい。そんなこと、知らなかったよお!作っていて、どうもLeekの量が凄まじいと思ったはず。
ペルシャ料理作りの教訓:クミンの量はレシピの4分の1ぐらいにするべし。野菜は、外
国ではサイズが異なるかもしれないので、確認を。
5月12日
ペルシャ料理、初挑戦! Spiced Out!!!

先月の日 記でも少し触れたペルシャ料理のお店兼レストランで、ついに、ペルシャ 料理のレシピの本を買った。それを基に、憧れのペルシャ料理 を作ることにした。現在ワシ ントンDCに在住の、この本の 作者は、南仏に長年住み、ペルシャ料理を研究してきたそうで、南仏の一流レストランのシェフたちも、いかにペルシャ料理の味付けを取り入れているかが語ら れており、とても興味深かった。

バラの花びらや、サフランや、さまざまな香辛料、アーモンドや、ローズウオーター(薔薇の蒸留水)、ピスタチオ、新鮮なフルーツをふんだん
に使い、食材
の組み合わせも何だかエクゾチックなペルシャ料理って憧れだったの。Rose
waterは意外と安くて、わずか3ドルほど。薔薇の花びらも早速購入。ローズウオーターの香りを知って初めて、ペルシャ料理のデザートのあのほんのり上
品な香りがローズウォーターによるものだと分かった。
このペル
シャ料理のレストランでは、ホームメードのピスタチオとローズウオーターのアイスクリームが私たちのお気に入り。お店には、デザートを含め、イランやレバ
ノン等中東からの本場の食材が
手に入る。

たまに買
うペルシャのパン。特に、白いパンをトーストして、表面がパリッとなってから食べると美味しい。このパンはそのままでも美味しいけど、私達はマスカポーネ
チーズを塗って食べる。両パンとも、80センチぐらい。

レーズン
もいいけど、たまにはブラックカラントもいいですね。
Dill
Ground Cumin
Summer Savory
Cayenne
Tarragon
Ground Cardamon
Ground Cinnamon
Turmeric
Black Peppers
Saffron
Rose Petal
スパイス
やハーブの香りを嗅いだりしていると何だかとても幸せな気分になった。でも、Cayenneだけは嗅がないよう、ご注意!このお店は、ソマリアやエチオピ
アから来た人たちの多い地区にあるので、店員さんやお客さんもソマリアやエチオピアの人たちが多く、エチオピア料理のスパイスやインジェラも手に入る。私
とマーティンも、よく、この地区のエチオピア料理店で食事したものだ。買い物のカートにちょこんと座っていたルツカ、ソマリア女性のスカーフに興味しんし
んだった。私がスパイスを詰めている間、近くにやって来て、ママの代わりに、ルツカとお話してくれたお客さんたちもいて、温かさを感じたひと時だった。
夕方は、
中国人コミュニティーが、市内で一番美味しいと絶賛する、本場四川料理のレストランに行った。四川料理は辛いとは聞いていたものの、想像以上の唐辛子の使
いようで、お皿が全体的に赤い。ラー油の色です。それはそれは辛かったが、とにかく美味しいのなんのって。
5月11日
卒業式!
マーティ
ンの卒業式に参加してきました。やはり、博士号修得って素晴らしいなあと感心した瞬間。夫婦揃って博士号を修得し、赤ちゃんや小さな子供と共にステージに
上がっていたカップルが2組いて、講堂を埋め尽くしていた観客からの拍手増大。夫婦揃って同時期に博士号を取るだけでも大変なのに、赤ちゃんまで育ててい
るなんて!
この日の
写真はこち
らから。
マーティ
ンお疲れ様!というのはまだ早すぎ。博士論文の口述試験は7月です!
ガウンを
着てとても凛々しく見えるマーティンだが、足元はサンダル、ガウンの中はショーツ!大学で待ち合わせをしていたので、会った途端に、びっくり。皆、フォー
マルなズボンに革靴を履いて来ているのに!常識だからわざわざ言わなくてもいいだろうと、何も服装について言わなかったのが失敗だった。ぶつぶつ言ってい
る私の一方で、マーティンは自分のユニークさと、涼しく、自分の好きな格好をしている心地よさに楽しそうだった。
5月9日
我が家のすずらん

毎年この
時期になるとひょっこり咲くすずらん。4年前に引っ越して来た時には、わずか5株ほどだったのに、毎年少しずつ繁殖して、今年は25株ほどになっていま
す。このすずらん様たちは、なぜか「隅っこ」が好きで、家の壁際や排水口の前に繁殖しています。周りにすずらんが咲いている所が無いのに、どうやってこの
庭に居着いたのかしら?
毎年喜ん
で愛でる我が家のすずらん様たち。仕事から帰って疲れたときなど、外に出て、しばらくずーっと眺めてしまいます。
5月8日
Source of Spiritual Inspiration
今朝、通
勤の準備をしている時に、マーティンに、ふと聞いてみた。
「あなた
の、spiritual inspirationの源は何?」
大体、宗教や趣味だと答える人が多そうなこの質問。帰ってきた返事は、
「共産主
義のイデオロギーかな」
「え えーーーーーー。」(びっくり。彼、共産主義者じゃないのに。)
「冗談だ
よ。実は南太平洋!」
(出た あ!!!朝から。)
「将来、
一年間バケーションをとって、南太平洋の島々を回ってみたいんだ。」
タヒチ、
サモア、ハワイ、フィジー等等、うーん。どうりでハワイが大好きなはず。ポリネシア諸島の中では、タヒチ文化とダンスがお気に入りのマーティン。民族衣装
を着た、タヒ
チ族の人たちとも記念撮影したっけ。南の島で暢気にフラダンスを踊っているマーティンの姿が目に浮かぶよ。ちなみに、彼曰く、小麦色の肌で、髪にお花を挿
して、民族衣装を着ている南太平洋の女性はとても美しいそうだ。更には、世界で一番美しい女性は、ベネズエラの女性らしい。
「日本女 性は世界で何番目?」
「僕には
君が世界一だよ!」
と、うま
くかわすマーティン。その前に、「ここに長くいると、皮膚がんになるよお」と心配して、ハワイでは体中に日焼け止めをべったり塗っていた白人マーティン、
一年もそんな所にいて、大丈夫なのでしょうか?
それにし
ても、初めて会ったときの印象と同様、変なヨーロッパ人!
ボート、乗り入れ
マーティ
ン所属のセーリングクラブが、シーズン開始のためにボート乗り入れをするため、マーティンに付き添ってハリエット湖に行った。マーティンが他のメンバーた
ちと作業をしている間、私とルツカは湖を一周回ってきた。

桜のよう
なお花も満開のよう。

ジョギン
グやローラースケート、犬の散歩等をする人たちで一杯。

湖の周辺
は閑静な住宅街

出発点の
パビリオンが見えてきた。ボートの乗り入れはここから行います。
5月4日
ジャパニーズカメレオン
自称とて
も日
本人な私だが、自分では無意識のうちに、相手に合わせてカメレオンのようになってしまうこともあるようだ。最近、お昼休みにマーティンと歩いていると、数
年前にここからドイツに
引っ越したはずの友人フランチェスコが歩いているのを発見!結構尊敬していたお兄さん的な友人だったので、思いもよらない再開に喜んだ私。会った途端に、
自然にイタリア式に、抱擁と、両ほっぺにキスしていたようで、後でマーティンから、「僕ちょっと焼いちゃった」と言われて、初めてそんな挨拶の仕方をして
い
たことに気が付いた。確かに、アメリカ人とは両ほっぺにキスなんて絶対にしないわ。「今もまだドイツにいるの?」とか、「どうして、ここにいるの?」とか
基本的なことを尋ねた後、この5歳ぐらい年上の超生真面目イタリ
アンにずばり、
「もう結婚した
の?」
「いやあ、まだなんだ。。。。。。。」 隣り合わせていた、一緒にスイスから来た同僚らしき人がくすくす笑っていた。
割礼のこ とを話すことが恥ずかしいことだという感覚が全く無かった私。考えてみると、ケニアに住んでいた時、割礼の話は政治や経済や食べ物の話題と同様に、皆が普 通に話す話題だったのである。
旅行後
に、このことをマーティンに話したら、早速翌日、研究室の同僚たちと割礼の話をして楽しんだらしい。(やっぱり)
5月3日
マーティンの苦手なこと
マーティ
ンは韓国から来た人たちと接するのが苦手なよう。昨年、2回ほど、マーティンの知り合いの韓国からの留学生たちとお昼を共にすることがあったが、マーティ
ンからすると、彼らは礼儀正しくて、なぜかいつもニコニコしていて、でも会話が続かず、どう関わっていいのか分からないそうだ。お話好きで、出身国にかか
わらず、誰とでも気軽に社交するマーティンなのに。アメリカ人や、ヨーロッパの人たちの方が文化的に近く感じるらしい。そう言えば、お昼を共にした時も、
マーティンがジョークを言う度に、そのユーモアが通じなくて、向こうからは何の反応もなく、しーん。趣味や旅行の話をしていても、なぜか会話が続かないよ
うで、気がつくと彼らは私と日本の料理や儒教や日本語の話をしていて、あきらかに私との方が関わりやすそうだった。マーティンは、会話から取り残されてポ
ツン。気を使って、マーティンも参加できそうな内容の話を始めても、会話がすぐに途切れてしまい。
つい最近
も、韓国人のラボメートと研究データの話をしているうちに、あまりにも、「What you want and why you
want」をはっきり言わず、何度質問しても、(マーティンにとっては)なぜか的の外れた答えが返ってくるために、疲れ切ってしまったと愚痴っていた。私
に
とっては、韓国の人たちは、味覚や文化がよく似ているのという点で親近感が湧くし、相手のことを思いやって時には間接的な対応をするコミュニケーションス
タイルにも全く違和感を感じない。韓国の人たちと接する時には、自分の中にある「日本人らしさ」をフルに出していることにふと気が付いた。日本人的にコ
ミュニケーションした方が、彼らとはしっくり行くからだろう。
「君とは
コミュニケーションで困ることは無かった。」
そんな
マーティンが、最近、ある会社との第一次電話面接で、人とのコミュニケーションのとり方について質問された時に、きっぱりと述べた金言:
「As
long as you are direct, there is no misunderstanding.」
ドア越し
にこの金言を聞いた時に、私は頭を抱えてしまった。少なくとも、非白人の学生、移民の家庭で育った学生たちを対象にしているうちのオフィスで、そんなこと
言ったら、culturally
insensitiveと見なされ、採用されることはない。それにしても、マーティン、こんな哲学を持って生きてきたなんて、今まで気が付かなかったよ
お。それにしても、どうしてこんな人が私と結婚したのだろう????
4月27-29日
春の息吹

チェコ人
の友人、レンカとマレックが、学会でサンフランシスコを訪れたついでに、ミネソタにも来てくれたので、子連れ6人で、市内から1時間半程の所にある、ワイ
ルドリバー州立
公園のキャビンで週末を過ごした。ミネソタの州立公園には、ベッドとテーブルと暖房を備えた、シンプルなキャビンが備えてあり、気軽に泊りがけで自然を味
わうことが出来るようになっている。
春もいよ
いよ本格的になってきて、小さなお花が咲き、木の芽も出てきて、全体的に緑も増え、茶色と緑のコントラストが
何とも春を感じさせる。真っ白な白樺にも若葉が芽生えてきて、この白い幹と緑の葉と青空の組み合わせを見ると、心が弾む。

憧れの、
赤ちゃん用のバックパックを背負い、2世帯ハイキング!右の写真は、こうもりの休憩所。
レンカと
マレックにはチェコで
の結婚式以来会っていなかったので、約2年ぶり。その間に、レンカも私も昨年出産し、折に触れて、近況を報告しあっていたのだ。こうし
て会ってみると、まだレンカとマレックがここに住んでいるような気がして、彼方のチェコに住んでいることが信じられないくらい。
一歳にな
るヴォイタ君は、「タタタタ、キャキャキャ」の連続で、かわいらしい。マレックに瓜二つ。ルツカも、木の芽を触ったり、お花を見たりして、刺激をたくさん
受けたよう。

ルツカの
髪も、半年後にはヴォイタ君のようにふさふさしてくるといいのだけど。日本の生まれたての赤ちゃんの写真を見ていると、生まれたときから、ちっちゃな真っ
赤なお顔に、大人のように髪の毛が長くてふさふさしていて、かわいーい!
この旅行
の他の写真はこちらか
ら!「ルツカの部屋」にも数枚載せています。
4月25日
世にも面白い話-その2
日本文化
に関心があり、日本語のクラスをとっている男子学生が「日本のポップミュージック」というクラスをキャンセルしたいということで、私の所にやってきた。ク
ラスの内容が退屈すぎるとのこと。よくよく話を聞いてみると、なぜかそのクラスでは、肝心なポップミュージックのことはあまり学ばず、演歌の話ばかりなの
だそうだ。
「ポップ
ミュージックのクラスなのに、どうして、演歌のことを学んでるの?????」
その学生
さん曰く、「演歌がポップミュージックの基盤になっているかららしいのだけど。」
「???????」
(そんなこと聞いたことないよ!)
更に話を
聞いたところ、毎週のようにクラスで演歌を聴き、それについて、レポートを書かされるそうだ。それを聞いた途端、もう可笑しくて可笑しくて、もう少しで涙
が出そうになるほど、お腹を抱えて笑ってしまった私。演歌を聴いて、レポートなんて!それも、ポップミュージックのクラスで!あきあきするのも当然。「そ
れは、さっさとキャンセルしたほうがいいわね!」と学生さんに賛同。ちなみに、そのクラスのインストラクターは、アメリカ人だそう。(納得)
その後、
その学生さんからの質問。「日本語で、例えば、かわいい女の子にすれ違ったときに、何て言ってひやかす?」
(うー
ん。しばらく考える。)「分からないわ。個人的にそんな経験ないから。」
と答えた
途端、自分で自分の回答が何だか可笑しくなって、学生さんも、きっとここで笑っては失礼になるかもとこらえつつもやはり可笑しくなって、2人で笑ってし
まった。
4月18日
Bomb threat!
今日はルツカの6ヶ月の誕生日だった。春日和で、青空の美しい、ルツカの6ヶ月
の誕生日にふさわしい日となるはずだったのだが。
2時ぐら
いに、学生さんとのアポイントメントの最中に、真剣な顔をしたボスがやってきて、「ちょっと今話せる?」。「ちょっと失礼。」と学生さんに言って、隣の部
屋へ。「実は、キャンパス内に爆弾が仕掛けられているそうなので、速やかにこの建物から出てください。パニックせずに、ただ今すぐここからでて。」と言わ
れたので、学生さんとのミーティングを切り上げて、必要最小限の物を持って、何が起こっているのか分からないまま、同様の知らせを受けた同僚たちと、建物
の外に出た。
建物の外 のメイン広場には、同様に締め出しをくらった学生や職員たちで一杯。皆、携帯で話をしていた。「これが2月だったら、とても怒るけど、こんな気持ちいい 日だから、こうして外にいるのも悪くないわ。」「ねえ、誰か一杯飲みにいかない?どうせ今日はこれで仕事は打ち切りよ。」なんて、楽しそうな同僚たち。確 かに今日はカクテル日和だった。
同僚が仕
入れた情報によると、誰かが「爆弾を仕掛けた」と伝えてきたそうで、でも、どうしてメイン広場に面している建物だけが対象になったのだろう?詳細はまだ知
らされていなかった。警察やマスコミやヘリコプターまでやって来て、結局建物から追い出された私達は家に帰り、対象になった建物でのクラスも全部キャンセ
ルに。マーティンのいる建物は、誰も締め出されなかった。
翌日
ニュースで読んだ話によると、メイン広場に面しているある建物のトイレに、「爆弾が仕掛けられていて10時までには爆発する」 というメモが残されていた
そうだ。もちろん、爆弾はどこにも見つからなかったそうだ。
つい昨
日、バージニアテクで銃犯罪が起こり、その恐怖心を喚起するような、悪質な嫌がらせ。迷惑極まりない。
というわ
けで、3時には一人家にぽつんと帰ってきた私。5時ぐらいにマーティンがルツカを連れて帰ってくるまで、思いがけない自由時間が!マーティンは、お庭に寝
そべって読書でも出来るねなんて言っていたけど、授乳中で、"chilling
out"には欠かせないカクテルも飲めない私は、むしろ、近所に出かけることに。例年だったら、マルガリータやピナコラーダを作ってお庭でのんびりなのだ
けど。
ショー
ウィンドーも春で一杯。
人気のベーカリー&レストランでバナナパイをいただく。
向かい側
には、小さな図書館が。
4月7-8日
イースターの週末
気晴らし
に、スペリオル湖北岸を8ヶ月ぶりに訪れた。North
Shoreと呼ばれる、ミネソタの人たちのお決まりの小旅行先。ルツカにとっては初めての小旅行
でちょっと心配だったが、帰りにかなり疲れていたものの、はじめて見る景色や物に興味津々なようだった。片道5時間のドライブだったが、ルツカのために途
中で止まって休憩を取らな
いといけないので、思ったより時間がかかる。

今回宿泊
したお気に入りのロッジ。玄関のデザインが素敵です。スペリオル湖に面していて、眺めがきれいです。まずは、美味しいレストランで、落ち着いたディナー
を。
ディナー
の後は、ジャグジーで体をほぐす。
木造建築
はとても心が和みますね。ルツカは、ランプに惹かれているよう。
朝食で
は、バニーちゃんデビュー。先輩バニーにもご対面。ちゃんと、「ベイビーバニーちゃん!」と呼んでくれた宿泊客の方たち、どうもありがとう(と喜んでいる
のは本人ではなく、母親
だけ?)。
私は、こ
のレストランの椅子のデザインがとても好きなの。椅子が映っている写真はこ
ちら。
ノル
ウェー風エッグベネディクトと名づけられた、スモークサーモン入りの朝食。
そういえば、昨晩のディナーのデザートも「スウェーデンクリーム」だった。ミネソタの人は、北欧が好きです。
ロッジの
お庭をのんびりお散歩。マーティンは、ルツカと日光浴。
立ち寄ったGrand Maraisという小さな街では、こんな物を発見。

左の木造
の小屋は、何とカフェなのです。右の黄色のお家は、レストランでした。
面白い名
前のカフェね。
ここでお昼をとるつもりだったのに、日曜日で閉店。


この旅行
の他の写真はこ
ちらから!
4月3日
アラブな気分!
時々なぜ
か妙に食べたくなる中東のお料理とお菓子。そんな気分になると行く、中東の食料品店とレストラン。ひとつは、カスピアンと言うペルシャ料理のレストラン。
ここのシシカバブや前菜は最高!食料品売り場も隣接していて、よくお菓子を買う。特に気に入っているのがペルシャ風のバクラヴァ。蜂蜜やくるみでべったり
の普通のバクラヴァよりも、あっさりしていて美味しい。

もう一ヶ所のお気に入りは、市民の間でも人気のある、ホーリーランドというエジプト系のスー
パー。乳製品や、オリーブ、飲み物、パスタ、お茶、お菓子、野菜やお肉の品揃えも充実していて、美味しいものばかり。そこのお昼のビュッフェも、これがま
たとてもアラブで美味しいのである。店内を歩いているのはほとんどがアラブ人で、マーティンと最初に訪れたときは違和感を感じたものである。ルツカを出産
する直前は、マーティンがおしゃべり好きのエジプト人店長につかまってしまい、最後には、その店長、イスラム教を勧め、コーランの本までくださり、ルツカ
への神の祝福を願ってくださった。
アメリカ
生活の極みは、何と言っても、世界中の食べ物が気軽に手に入ることですね。(住んでいる場所にもよりますが。)
3月16日
Lake of Islesをお散歩
今日は、
ぽかぽかと暖かい春日和だったので、私達のお気に入りの湖を一周お散歩。夏はカヌーやカヤックをしにくることもある。ミネソタでは、湖の周りは大抵きれい
なお家が立ち並んでいるので、お家を見てまわるだけでも楽しい。

湖はまだ
凍っています。
印象に残った家々の写真を撮ってみた。

右の写真
のお家の屋根の丸み具合が何ともいい感じ。

中世チッ
クな玄関の造りやドアや門があるお家も多い。

左のお家
は、緑の木の葉で窓やドアの淵をさりげなく飾っている。右のお家は、階段の所の冬らしい植物のアレンジメントがこっている。

あるお宅
の前の木にはなぜかこんな飾りが。
3月12日
初春の夕べ
最近ぐっ
と暖かくなってきて、春の到来を感じる日々。周囲も皆喜んでいる。今日は夕方友人アマンダとJames Hill Houseというお屋
敷で行われたchamber
orchestraのコンサートに行ってきた。大規模な交響楽団の舞台での演奏を遠くから眺めるのも良いが、私はchamber
orchestraが好き。演奏者たちを間近で感じることが出来るから。クラッシックのコンサートは、ベルリン滞在の時以来だったので心が潤った。
このお屋
敷は、私のお気に入りのドライブルートである、豪邸が並ぶSummit Avenueのほぼつきあたりにある。

途中で立
ち寄ったお気に入りのカフェ。

その向か
い側には、お気に入りのレストランが。

こんなユ
ニークな家が多いこの一帯。

いよいよ
会場に到着。

向かい側
には、セントポール大聖堂が見える。
インターミッションの時に、アマンダはたまたま会った同僚にチェコのことを話し始めた。チェコでの最初の夜、アマンダがカレル橋を歩いていると、音楽家が
演奏していた。その夜は、きれいな三日月が出ていて、歴史的な建物や道行く人たちを美しく照らし出していた。アマンダは早速その音楽家に話しかけて、自分
がカーネギーホールで働いていたときのことや、音楽がとても好きなこと等を語った。国立の交響楽団に所属しているその一流の音楽家の人は、その時、「ここ
が僕のカーネギーホールだ。」と言ったそうである。その言葉に感じられた母国への誇りとプロ意識に、アマンダはしびれまくったそうだ。かっこいい。
3月9日
親の特権(と心配?)
小さな赤
ちゃんを持つ親の特権。それは、周囲から自分の子供のことをたっぷり誉めてもらえること。スーパーに買い物に行くと必ず、女性たちが寄ってきて「まあ何て
かわいい子なの!」と誉められてばかりのルツカ。母親の私は、そんな風に誉められて育っていないので、あたかも自分のことを誉められたかのように、単純に
親馬鹿ぶりで喜ぶ。
「いくつ?」
「もうすぐ5ヶ月です。」
「名前は?」
「ルツカです。」(ごめんなさいここでは本名は出しません)
「まあ何てかわいい名前なの!」
2月18日
ボスの家系図
元所 属していた部署のボスだったクローディアは、ハセガワさんという名字の日系三世。祖父母の代に、広島からカリフォルニアに移民してきて、他の多くの日系人 家族のように、戦争中はご両親や祖父母の代の方たちは収容キャンプに入れられたそうだ。
さて、そ のクローディアが母方の親戚から手に入れた戸籍謄本のコピー。今では、この謄本を理解できる人が身内に誰もいないようなので、私が「お安い御用よ!」と、 訳して家系図にすることを簡単に引き受けたのはいいが、分かり難い手書きの旧漢字らだけで、慶応や嘉永といった年号まで出てくるわで、翻訳に思ったよりも 時間がかかってしまった。上野家と山下家の両謄本とも、1910年代に広島で発行されたもので、おそらくクローディアの母方の祖父母が、アメリカに移住す る直前に発行してもらったのだろう。両家とも、離婚や、戸主が2、3回結婚していたり、養女をもらっていたり、色々な家庭の事情があったのだなあと感じさ せられる戸籍だった。2月17日
この世で最も大切な物は?
そし
て今朝は、また、同じ先生との診察に出かけていった。待合室でたまたま読んだ雑誌に、Bella
Casaというスパについての記事が載っていて、スパに行くのもいいなあと思い始めた。4年前にサンタフェのTen Thousand Wavesに宿泊して以来、ス
パにもしばらく行っていなかったし、またクリスティを誘い出して、子育ての合間にこういう形で一息つくのもいいかしらねと思った。話は外れるが、
10000
wavesスパは、最近読んだ「1000 Places You Have to See
Before You Die」という本にも掲載されていたので驚いた。
診察 も無事に終わり、料金を払って病院の駐車場から出た途端、ボワーンという音が車の前方から。何と、コイン両替機の機能の良さに気をとられていたマーティン が、前左方にあった小さな柱に気付かず、左のミラーをぶつけてしまったのだ。もちろん左のミラーは壊れてしまった。運転していたのは、私の車だった。マー ティンは、自己嫌悪に無言。風邪を移されて疲れていた私は、“あなたは、運転上手だと思っていたのに。自称運転下手な私でもこんな初歩的なミスをしないわ よ。”とだけ言って、あとは何も考えたくなく無言。家に戻ると、私は、疲れているからと、すぐにベッドにもぐり込んだ。
(台 所の布巾を持ってベッドルームにやってくる。)“Miki, I cleaned the kitchen table.”
(日 頃、自分からそんなことしないのに、調子のいいマーティン!) “あっそう、ありがとう。自分から、キッチンのテーブルを拭くなんて感心するわ。”
“Miki, do you still love me? I feel how much you hate me now. You know, everybody makes little mistakes like this.”
(静 かな口調で)“そのちょっとしたミスが命取りになるのよ!私の父だって、「ちょっとしたミス」をしなければ、まだ生きていたのに!”
(マー ティンしばらく無言)
“Nobody is perfect and I am trying my best to help the family. See what the Chinese doctor said! I think I am a nice husband, right? You know, I was just tired.”
(無 言)
“Oh, do you regret that you married me?”
(そ んなこと誰も言ってないのに、一人で一生懸命自分の存在を評価しようとしているかわいそうなマーティン。)
“Oh, Miki. What is most important in our life? There is more important thing than the car.”
(で たあ!愛がどうのこうの言うよりも、修理代自費で払って欲しいわよ!)“あなた、「愛教」の教祖になれるわよ!”
本当にとんでもない迷惑。そもそも、 ルツカと 私が風邪を引いたのも、マーティンが職場から風邪をもらってきたことが原因。先月、自分の車を駐車場の柱にぶつけてしょんぼり帰ってきた時は、可哀相にと 思ってスコーンでも焼いてあげたが、今回はあきれて物が言えない。来月は車の保険の支払いがあるのに、これでスパの予定も当分延期。がっくり。というわけ で、今日はあてつけにマーティンの目の前で、パックやペディキュアをしたりする私なのであった。2月13日
世にも面白いお話: レモン泥棒!
最近訪ね
た友人夫妻から聞いた話。友人のご近所のおじさんは、レモンの種を植えて(北国のミネソタで!)大切に育て上げ、去年の夏にようやく初めて小さなレモンが
一つ実った。ところが、そのレモンがある日突然木から無くなったため、近所の人たちに「盗まれた!盗まれた!」と言い回って大騒ぎしているうちに、ある
日、近所にそのレモンが落ちているのを発見。リスにかじられていたそうだ。
こんな北
国の地で、レモンを育てるという行動も変わっているが、更に、誰かに盗まれたと思っていたそのレモン。犯人は、ミネソタで典型的なガーデニングの敵である
リスだったなんて。もう可笑しくて可笑しくて、そのおじさんには申し訳ないが、お腹を抱えて笑ってしまった。
2月12日
世にも恐ろしいお話
もうかな り前のことになるが、同僚のダニーに、ある日奇妙なeメールが届いた。そのメールは、ドイツ語学科の博士課程に在学している女性からで、スペイン語学科の 博士課程に在学する別れた彼氏(フィアンセ?)への恨みつらみが長々と綴られてあったそうだ。「私を利用した!」「私を騙した!」等、いかに彼氏から不当 な扱いを受けたかが詳細に語られていたそうだ。ページに換算すると、おそらく、10ページ相当はあったらしい。で、その女性と全く面識の無いダニーがどう してそんなメールを受け取ったかというと、その女性、彼氏への復讐に、彼氏の所属するスペイン語学科に所属する学生、教授、皆に学科のリストサーブを利用 して、この怨念の暴露メッセージを送ったそうである。こわーい!
話を聞い
た私や他の同僚は、そんな個人的な内容のメッセージを読む羽目になったダニーの姿に、可笑しくて結構笑ってしまったのだが、そんなに長いメッセージをすべ
て読んだというダニーもダニー!更に可笑しいことには、翌日その女性から皆に謝罪のメールが送られてきたそうだ。それにしても、こういうことがあるから、
女性は感情で行動をするというステレオタイプが広がっていくんだよねえ。
2月10日
身近すぎて気が付かないこと?

2003
年
の夏に今の家に引っ越した時に買ったポスター。もちろん複製だが、キッチンの飾りとして結構気に入っている。このポスターを買ったフランスからの輸入品の
お店には、ワインやチーズやミルクのバージョンもあり、どれを買おうか迷ったが、ビール好きなマーティンのために、ビールのテーマの分に決めたのだ。我が
家にやってきてもうすぐ4年にもなるこのポスター。その中にある、今日、ふと目に留まった街並みの絵。

ん?何かどこかで見たような、この景色?よくよく見てみると、「ストラスブール」なんて書いてあるではないか!あれあれ、やっぱり。見覚えあるはず。だっ
て、出張で行ってきたんだもん。今頃気が付くなんて。マーティンぽつりと曰く、「ビールの産地として描かれている所なのだから、ドイツとの国境に近い街な
のは当然。」当時妊娠中だった私。ストラスブールでは、アルザス料理にげっそりし、せっかく出していただいた地元の美味しいワインも飲むことができなかっ
た。ストラスブールは、とても雰囲気のいい街で、お薦めです。
2月10日
節分
ようやく
日本から節分の豆とお面が届いたので、今日は親子3人で節分をした。それにしてもマーティン、何て鬼のお面が似合うのでしょう!お面をかぶらなくても、結
構鬼系の顔立ちとは思うのだけど。

2月9日
今の職場の待遇
妊娠して
から特に感じるようになった待遇のありがたさ。病休の日数の制限が無いため、体調の悪い日はいつでも休みが取れるので、妊娠中の女性にはとてもありがた
い。病休は自分が病気の時と、子供の病気の時との両方を含む。もちろん、病休に対してもお給料は支払われる。そして、私のお気に入りは、有給休
暇。年間22日。クリスマスや祝日等の大学の休日を除いて22日。また、大学はfloating
holidaysといって、例えば、祝日が木曜日だったら、金曜日も休みになることが多いので、実質有給休暇は1ヶ月以上。大学でのお仕事って結構待遇が
いいのねと、働き始めてしばらくして気が付いた。
その他、
職員を対象にした無料のセミナー、例えば、仕事と家庭の両立についてとか、仕事と育児の両立、投資についてとか、家を購入するための資金のノウハウ等に誰
もが気軽に参加することができる。仕事には関係ないが、職員の私生活を向上するための援助も多くあり、結構関心する。
更に気に
入っているのが、オフィスの雰囲気と同僚たち。ボスと秘書とフロントの人、プラス、私と同じポジションの同僚が5人いて、それも皆30歳から35歳の同世
代。そのため、友達5人が仲良く働いているという感じなのだ。数日前、その内の一人、ステファニーが朝一番に私の所にやってきた。
ステファ
ニー: 「ヘイ、美紀!私が今学期とっているフィクションwritingのクラスでこんな写真をもらったのだけど(マリファナのタバコの写真)、この写真
をテーマに物語を書かないといけないのだけど、何かアイデアある?」
私:
「うーん(考える)。アムステルダムのレッドライト地区を思い出すわ。オランダは、麻薬と売春合法だし。」(それからしばらくレッドライト地区の話に)
それを聞
いていた他の3人の同僚たちも、私の所にやってきて、いろんなアイデアを提供。最終的には、私たち5人が揃ってマリファナを吸っているというお話を書くこ
とになった。
2月3日
ティールームでのひと時

今日は久
々に友人クリスティと近所のティールームに行ってゆったりとした時間を過ごしてきた。このティールームのある小さな一帯は、チャーミングなお店、レストラ
ン、スカンジナビアのベーカリーや図書館があり、私たちのお気に入りの散歩場所の公園もあり、個性的でかわいい家々が立ち並んでいる。だから、週末にたま
にふらりと訪れることが多い。

お世話に
なっているクリーニ
ング屋さんと本屋さんの建物。ティールームはこの建物の裏にあります。夏は、鉢植えのお花が色とりどりに咲き乱れていてもっときれいです。
1月28日
更にお料理の話
ついてない日は
今日
はマーティンにとってついてない日だったようだ。更には、そのイライラのために、帰りに不注意で大学の駐車場の柱に車をぶつけてしまった。かわいそうな
マーティンも、家に帰ってパンとサラミをかじってすぐに、ビール醸造の大会に出かけてしまった。今夜のマーティンの役目は、審査員達のいるテーブルにセ
ラーからビールを注いで運んでいく役。明日は、審査員として参加するそうだ。今学期、マーティンはビール醸造のクラスをとっていて、結構楽しそう。マー
ティンが出かけている間に、少しでもマーティンを喜ばせようと、スコーンを焼いてみた。ティーパーティに欠かせないスコーンを焼いてみたいとずっと思って
いたのだが、ティーパーティようのお菓子やサンドイッチ等のレシピの本を2冊ほど買った4日後に出産。今になってようやく試してみることになった。

1月22日
もうすぐ職場復帰
2 月1日の職場復帰まであと10日。出産したあの夜から、もう3ヶ月以上も経った。小さくて痩せていてか弱い雰囲気だった娘も今では体重が生後の2倍以上。 ぽっちゃりしてきて、首もすわってきて、とても元気な女の子に。だから、安心してデイケアに預けられると感じる今日この頃。出産直後は「この子をデイケア に預けるなんて。仕事辞めた方がいいのかしら?」とも考えていたのだが、3ヶ月も経つとこんなにパワフルで、とても社交的な子に育ち、ひと安心。私 自身の気持ちを言えば、この3ヶ月ちょっと、専業主婦という体験をさせてもらい、娘と遊んだり、色々なお料理を試してみたり、お掃除したり、あっという間 に過ぎる一日を充実させていたが、最近そろそろ職場に戻る時だなあと感じるようになった。最初は心配していた仕事との両立も、娘の成長と共に自然になんと かなると自信が出てきた。今回は、3ヶ月後に仕事に戻るという前提での専業主婦生活だったが、これが永久に、もしくはあと数年は家にいるという前提での生 活だったらどう感じていたのかしら?マーティンも、最近は私が仕事に戻った方がいいと思っている。家に一日中いると、刺激がなくなり、考えなくてもいいよ うなことを考えるようになっているらしい。
1月21日
家族でプール!
初め
て、家族3人で近所のプールに行ってきました。このプールでは、毎週日曜日に”Family
Hours”があり、小さな子供を連れてきている家族をたくさん見ていて、いいなあと思っていたの。
1月16日
音楽の話の続き
今まで鑑賞した様々な オペラ、バレー、ミュージカルの中で、音楽の観点から印象に残ったのは以下。メ リーウィドー
白鳥 の湖
カル メン
レミ ゼラブル
くる み割り人形
そ の中でも、ナンバーワンと言えるのが、白鳥の湖の音楽。チャイコフスキー、最高!白鳥の湖は、これまで2度鑑賞した。一度目は、ミネソタ大学にロシアのボ リショイバレー団が来た時。二度目は、プラハの国民劇場で。いつ聴いても何度聴いても心を惹きつける何かがメロディにあると思う。
何 らかの形で音楽に携わっていきたい気持ちが強くなってきたここ数年。近い将来、またピアノを再開?バイオリンを習い始める?音楽史のコース?色々考えをめ ぐらすが、近年、音楽のみでなく、音楽が創られた歴史的背景や作曲家の人生にとても興味を持つようになった。だから、プラハでの滞在は、街を歩いているだ けで音楽が聞こえてきそうだし、音楽家が外で演奏していたりして、とてもうきうき。音楽史を本格的に学びたいとも思うのよねえ。また、演奏についても、大 人になってある程度人生経験(喜び、悲しみ、恋愛、等)を積み、感情のひだが豊富になった今と、親に言われるままにピアノを習っていた子供の時とは、音の 出し方や表現の仕方も異なるし、主体的な経験が演奏を通して出来るような気がして。そういえば、マーティンと付き合うきっかけとなった最初のメールでの会 話も、スメタナのモルダウだったなあ。この曲をプラハの春音楽祭で将来聞いてみたい。最近感動したこと
場
所はエジプト。
堕落していくタイスという高貴な身分の女性を改心させようと、僧侶が説得を始める。
そのうちに、その僧侶は彼女に惹かれていくが、立場上そ
の感情を押さえ、
終にタイスは尼となり、修道院に入る。
それからも彼女のことが忘れられなかった僧侶は、終に修道院に押しかけるが、
タイスは臨終を迎えて
いて、終にこの世を去ってしまう。
あ まりにも感動したので、声楽家の友人に電話して、二人で音楽や作曲家のこと、最近感動した音楽のこと等、色々語り合った。気に入ったので、メロディを書き 取って娘に口ずさんであげると、喜んでいた。いつか「魔笛」と共にこのオペラも観てみたいものだ。それにしても、名曲とはいえ、この曲を結婚式に使っても いいのでしょうか?
1月13日
友人のベビーシャワー
も うすぐ出産を控えたアナーニャのシャワーに行ってきた。場所は市内で最も人気のある南インド料理のレストラン。私もマーティンも結構気に入っている所でも ある。ケニアにいた時、ナイロビに戻る度にインド人のコミュニティに行き、よくインド料理のレストランに行ったものである。

イ ンドの人たちの衣装は豪華。婚礼衣装はこれよりもっと華やかなのだから凄い。私もこの機会にナイロビで買ったお気に入りの、インドのドレスのセットを着て いこうかと思ったが、おそらくゲストのほとんどがインドの人たちの中で、外国人が一人インド人を装っているのも変に見えるかもと思いやめた。
心温かいご主人を見つ けたアナーニャ。出産がスムーズに行きますように。