Diary 2006  後半

 

12月 31日

大晦日のパーティ

 

今日 は、クリスマスの日に一緒に過ごしたSusanとJuan Pabloを家に招いて、友情と、2007年の幸せに乾杯した。
2月にスペインのタパス料理を一緒に作って以来、私の妊娠、出産でしばらく途絶えていたスーザンとのお料理会をついに今日再開。
今回のメニューは、マーティンお気に入りのチェコ料理スイチコヴァ。
野菜をこつこつ煮てソースを作り、牛肉をそのソースと一緒に長時間煮て作る、手のかかる一品。
マーティンがシェフで、私とスーザンはアシスタントだった。

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2007 年 はどんな新しい発見が待っているのかしら?


12月25日

クリスマス
SusanとJuan Pabloの お宅にお呼ばれ。
ペルーでは、イタリアのケーキ「パネトーネ」を食べるのが習慣らしく、今回私達 も初めていただいた。

このケーキ、柔らかくて、中に入っているフルーツの甘みが程よく、とても美味しい。

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スー ザンの18番、ホットチョコレートのドリンクは、今回は南米コロンビアのチョコレートから作って くれました。
その他、Juan Pabloのスペインの実家から送ってきたホリデーシーズンのお菓子など、
心のこもった美味しいおもてなし、とてもいい一時を過ごすことができました。
でも、日本人の私の胃にはちょっと重かったかも。スペインにも将来訪れたいものです。

 

12月24日

クリスマスイブ

 

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クリ スマスツリーの飾り付けも終わり、今日は、夕方からアマンダが訪れた。
今年はチェコの典型的なクリスマスの料理であるポテトサラダを2人で昨日頑張って多量に作った。

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さ て、シェフマーティンご自慢のこのチェコ風ポテトサラダはとても具沢山で、以下の具が入っている。

にん じん、ピクルス、卵、くるみ、グリーンピース、パースニップ、ポテト、玉ねぎ、セロリの根

ポテ トサラダにピクルスを入れることによって甘酸っぱい味が出る。ピクルスを入れるという発想は私にとってはとても新鮮。


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隠し ておいたツクロヴィもお皿に盛りあわせる。

ホリ デーシーズンの団欒のお供にナッツは欠かせませんね。

他に は、グリーンピースのスープやトンカツを作った。
アマンダは動くのが苦しくなるほどたくさん食べてくれて私達はすっかり満足でした。
来年はルチアも食べられるかしら?

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チェ コから毎年贈られてくる、クリスマスツリーに飾るためのチョコレート。一挙両得で、結構気に入っているの。


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ギフ トを開けるアマンダ

 


12月18日

クリスマス準備その3: ツクロヴィの季節

  チェ コでは、12月は女性たちがクリスマスクッキー(ツクロヴィ)作りに励みます。
大量に焼くので、12月に入ると結構すぐに焼き始めて保存する人が多いよ う。
というわけで、昨年同様、またツクロヴィを焼いたのは10日前のこと。
今年は2年目ということで、少し自信がついたこともあり、ジンジャーブレッドに は、友人の名前を入れて、他のツクロヴィと共に贈ったりしてみた。
ジンジャーブレッドは、焼いてすぐよりも、しばらく置いておいた方が美味しいそうなの で、地下室にとりあえず保存。
というよりは、キッチン周辺に置いておくと、マーティンが食べてしまって、クリスマスが来る頃には跡形もなく消えている可能 性が。
様々な形や模様に飾られたジンジャーブレッドを見ていると、プラハのクリスマス市場を思い出す。
近い将来、ルチアと親子3人でまた見てまわりたいも の。  <>

もう 一種類作ったのが、昨年同様Vanilkove Rohlicky(ヴァニルコヴェ ロ リーツキー)。
日本の母も含め、私達の一番のお気に入りでもあり、チェコのツクロヴィの定番でもあります。
容器2つ分も作って「これで十分だわ!」と思っ ていた私はあまかった。マーティンのおねだりに負けてしまったのである。
毎日のように「1つだけいい?」「もう一つ!これで最後だから!お願い!」と少し づつ消えていくクッキー。
彼の実家でも、何とかクリスマス前に、我慢できず少しでもたくさん食べようとする息子2人と父親vsクッ キーを作り、隠したりして
何とかクリスマスまで1つでも多くもたせようとする母親との戦いだったそうだ。
更には、息子2人と父親は、一緒になってクッキー の隠し場所を発見していたらしい。
そんな風に育ったマーティンは、クッキーをおねだりするための知恵にたけているし、
おねだりする時の目つきといったら! まるで少年のようなのである。
「Ne!(だめよ)」と言うと、クッキーの一つを摘まんで立てて、「このクッキーは少し突き出ているから、食べてほしいと言っているようだよ!」
「Ne! 早く容器を隠さなければ!」「分かったよ。じゃあ蓋を閉めるから。」(「よしよし、いい子だ。」)
「ほら、蓋を閉めたからそのご褒美に一ついい?」
とにか く、次から次へと出てくるこじつけの賢さに、終いにはお腹を抱えて笑ってしまったのである。
これが後2年もすると、2対1になるんだよねえ。

 

12月16日

クリスマス準備:その2

 

今日 は朝からマーティンが庭の倉庫に入れて外気のなかで保存しておいたクリスマスの木をリビングルームにセットアップしてくれた。
あとは飾り付けをするのみ。

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12月15日

超人ロレンツオ!

最 近アリゾナに引っ越したばかりのニコルがロレンツオと共にルチアに会いに来てくれたので、ついでにディナーに出かけた。
超 人ロレンツオの写真
ルチアは、案の定食事中 ずっとおとなしく寝ていてくれた。
一緒にスキーに行ったり、ハイキングに行ったり、よくお互いに家に招き合っていた彼らも、
ニコルは他州に引越し、ロレン ツオも来年中にはミネソタから出る予定なのでちょっと寂しい。

  <>ミ ラネーゼのロレンツオは料理の達人!私達も、何度彼の料理、特にパスタ関係に舌鼓を打ったことか。
私は、自分のミートソースパスタを自慢にしていたが、最 近彼のミートソースパスタをいただいた時、正直「負けた!」と思った。
シンプルな素材を使っているのだけど、とにかく美味しいのである。

話は 本題に戻り、 そのロレンツオの隠れ技は何と「抹茶をたてること。」
家で、マーティンが自慢気に手首のスナップをきかせてすごい速さで抹茶をたてるのを披露した時、
ロレ ンツオはその2倍の速さと言っていいほどの見事なたてぶり。
あまりにもの速さに、彼の手が振動のようにしか見えなかった程だった。
イタリアでカプチーノを たてる要領と同じなのだそうである。

そ んな彼に今日更に驚かされたのは、彼の子煩悩ぶり!
ルチアの様子を見て、おむつを替えた方がいいとか、お腹が空いているようだ等、独身なのにまるで子育て 経験がある人のようだった。
かなりの子煩悩のマーティンを上回っていた!
更に、マーティンが「将来子供何人欲しい?」と聞いた時に、さらりと「15人」。
 マーティンは皆に「子供が10人欲しい!」と言って周囲を驚かせてきたのだが、そんなマーティンの上手を行く人がいたなんて!


12月9日

クリスマスの準備:その1

  今日 はルチアにとっては友人Jitka & Marek宅へ初訪問。
ルチアよりちょうど一つ年上のトマーシュ君は背がルチアの2倍!
寝ているルチアを頻繁に覗き込んでは「ミミー、ミミー」(チェコ語で「赤ちゃん」)と喜んでいた。

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今年 からは、ルチアも加わったことだし、クリスマスツリーを買うことにした。
Jitka & Marekが、 早目に買っておかないと、クリスマス直前になると、売り切れていたり、
やたらに高価な大きな木ばかりが残っていたりすると言っていたので、
早速今日、クリ スマスツリーを買いに行った。
ツリーのための飾りも今年からは毎年少しずつ集めることにしたのだけど、飾りって結構高いのよね。

今年 のクリスマス関係の飾りの中で特に印象に残ったのがこれ。

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指人 形で、赤ちゃんとクリスマスを楽しむことが出来ます。

 

ついでにリース も買って玄関に飾ると、針葉樹の香りがふんわりと漂い、なぜか落ち着きます。

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ツリーの方は、しばらく外の倉庫に置いておき、来週に室内に持ち込む予定。
そうしたら、リビングの中も木の香りで落ち着くのかしらね。

 

 

12月6日

我が家のミクラーシュ

  12月6日 は、聖ミクラーシュ(聖ニコラス)の日。
私のName Dayでもあり、チェコではイブの夜に聖ミクラーシュが天使と悪魔を連れてきて、子供たちに会いに来ます。
日本のなまはげの習慣とよく似ていますよね。
良い子にしていた私とルチアにはミクラーシュと天使がチェコから贈られて来ました。

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そ して、吊るしておいた靴下の中にはミクラーシュからのナッツとマジパンのお菓子(なぜかマーティンの好きなものばかり?)が詰めてありました。
ママには薔 薇の花も。

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マジ パンのフルーツはニースのマーケットで見て以来だったので、ちょっとニースが恋しくなりました。
コートダジュールのクリスマスはど んな感じなのかしら?

 

12月1日

お気に入りのシューズ

アメ リカでは私の足に合う靴を見つけるのが難しい。細くて甲が薄い靴ばかりだからである。
そんなわけで、気が付くと私のお気に入りの靴はヨーロッパの会社のものが多くなってきている。
Clarks, Dansko, Tewaは特に履き心地がとても良く、長時間歩いても疲れないのでお気に入りです。皆さんにもお勧めです。

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11月26日

自分を感じる時間

今日 は授乳の合間をぬぐって、マーティンの薦めで近所のお気に入りのカフェに久々に行って2時 間ほどのんびりと子育てを忘れて過ごしてきた。
妊娠中は飲むと気分が悪くなっていたので遠ざかっていたコーヒー。
今日は久々にカフェイン無しのカフェラテ をケーキと共に楽しんだ。
クリスマスの飾りでロマンチックな雰囲気を醸し出している空間で、お気に入りの服を着て、ひとりでのんびり。
子育てをしていると 我が身のことを忘れがちになるし、出産休暇で家にいると外の世界から離れてしまいがちなので、こんなひと時はとても大切だと思う。


11月23日

サンクスギビング

  今年 は赤ちゃんのお世話で忙しくてディナーを作るどころではないだろうからと、
アマンダがディナーに招待してくれたので、親子でお呼ばれ。
アマンダは、ルチアのアンティになってくれた。 


アマ ンダのお宅が見えてきた。

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お宅 の前、玄関にて

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8時 間ぐらいの訪問の間、寝床を作ってあげるとおとなしく寝てしまったルチア。
さすがに日本人の子です。七面鳥とそんなに大きさが変わらないですね (写 真 )。




11月11日

我が家のホリデーシーズン

今日 はマーティンのName Dayであり、明日はマーティンの誕生日なので、ケーキを用意した。
親子3人、プラス、スロヴァキアとチェコ人の友人達も招待してささやかなお祝い。

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この日を皮切りに、我が家はお祝い事が連続。Thanks Givingに始まり、私 のName Day (12月6日:聖ミクラーシュ<ニコラス>の日)、
娘ののName Day(12月13日:聖ルチアの日)、クリスマス、そして大 晦日と新年





10月 10日
マーティン、新しいパンを開発!

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カナダのホストマザーが作ってくれた白パンがとても美味しくて、マーティンはレシピをもらって帰った。
家でも何度も焼いて、まあ美味しいこと。

それを基に、最近マーティンは、multigrainの粉を使って、同形のパンを作ってみたのだけど、まあ絶品。
写真も美味しそうでしょう?
特に、焼きたてのときにバターを塗って食べると美味しい。

我が家のパン職人マーティン!ありがと。


10月5日-7日
Intercultural Developoment Inventory (IDI) Qualifying Seminar

アメリカの異文化コミュニケーションの分野で有名なミルトンベネット氏とミッチハマー氏によって開発された"IDI"を使う資格を得るためのセミ ナーに参加した。
IDIは、文化の違いへのアプローチの仕方を測るためのテストで、個人レベルとグループレベルでの結果を通して、
クライアントの異文化コミュニケーション能力を高める目的で、学生、企業、K-12、国際交流団体等を対象に、幅広く利用されている。

IDIの基になる"Developmental Model of Intercultural Sensitivity"というモデルについてもっと知りたい方はこちらへ。

$1200の高額授業料は、職場が出してくれたのでラッキーだった。ボスに感謝感謝!
3日間朝9時から5時までみっちりだったが、内容がとても興味深く充実していたので、一日があっという間に過ぎた。
講師のミルトンとミッチの知識と経験の豊富さには、やはりただ者ではないと感じさせられるものがあった。

ミルトンは、 自己紹介のときに、国際結婚丸出しの私の名前を見て、「何て素敵な名前!」と言ってくれて、とても嬉しかった。
休憩時間には、私の所に来て、実は最近イタリア人の女性と結婚して、彼女が妊娠4ヶ月なんだなんて言っていた。
ヨーロッパの人と国際結婚して、かつ、もうすぐ子供が生まれるという共通点があったのだ。
更には、私の苗字を見て、旦那がチェコ人だということを簡単に当てたミルトン。うーん、さすが!

それを聞いていた他の参加者の人たちが、自分の苗字もチェコ系だとか、職場でチェコの文化を今年はテーマにとりあげているとか、
プラハに恋をしているとか、どうやって主人と知り合ったのかとか、赤ちゃんはいつ生まれるのかとか、初めての子供なのとか色々と話しかけてきてくれた。
とにかく、もうすぐやってくる出産のことで女性の参加者から多くの励ましをいただいた。

ミッチは、ワ シントンDCで、国際レベルでの異文化間紛争解決のコンサルティング会社を経営していて、FBI、米国政府、日本政府等に助言や提案をしてきた大物。
そんな彼がセミナーの締めくくりに使ったのは何と、日本の三三九どうだった。(笑い)
奇妙な感じはしたが、アメリカ人の皆さんとの三三九どうは貴重な体験だった。



10月3日

ついに秋!

レレを迎える季節、秋がやってきた。
11月10日が予定日。
レレの誕生も目前なんだなあ、何だか長かったような短かったような妊娠生活。

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我が 家の飾りもすっかり秋模様に。そして、お庭の紅葉もきれいな今日この頃。

最近はお腹が大きくなっているため、知 らない人から、予定日はいつ?グッドラックね!なんて励ましていただいたり、
バスでは必ず席を譲ってもらえるし、ぜんぜん知らない人がドアを押さえてくれた りする。
周囲の温かい心配りが感じられる幸せなこの頃。

妊婦 になって思ったのは、妊娠出産は、世界共通言語のようだということ。
文化や世代や興味の違う人たちとも、妊娠や出産や子育てのことで接点が持てる。
気が付くと私の中で世界が一つ広がっていたんだなあなんて、もうすぐ母になる喜びを痛感している。



10月1日
チェコ、スロバキア文化センター


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セン ター後援の、チェコの国連大使の講演会を聞きに言ってきた。
案の定、チェコの名誉大使でもあり、学生時代の恩師でもあるJosef Mestenhauser教授もパネルの一員だった。
大学院時代、全米の国際教育の第一人者であるMestenhauser教授の授業を受けていたときは、
チェコ人って何だかアメリカ人と違うなあとぼんやり思ったぐらいだった。
まさか後にこんな形で、センター主催のイベントで会ったり、結婚や出産に関する手続き書類の件でマーティンがお世話になるなんて想像すらしていなかった。

もう すぐ、お腹の子供もシカゴのチェコの領事館を通して、チェコ市民として登録されることになる。
チェコ人としての自覚のみならず、きちんとチェコ語も話せるようになってくれるといいのだけどねえ。
友人のチェコ人夫妻の赤ちゃんトマーシュ君は、生後6ヶ月ですでに巻き舌のRの音が完璧に出せるようになっていた。
うーん、マーティン頼むわよお!




9月28日
クネドリーキと生涯の伴侶

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皆さん、これ何だか分かりますか?チェ コに住んでいる人ならば一目瞭然。
クネドリーキというチェコ名物のダンプリング(8月5日の日記に写真を載せてい ます。)を切る道具なのです。

昨年の結婚式でいただいた貴重なもの。 これをいただくまでは、シリンダー形にゆでたダンプリングを糸で切っていました。

さて、チェコ人にとってクネドリーキ は、日々の食生活の必須。日本人にとっての、ご飯と梅干とでもいうところでしょうか?
とはいえ、ここでは、市販のクネドリーキ用の粉がスーパーに売っているわけではないし、
チェコ料理の店が近くにあるわけでもないので、クネドリーキからはしばらく遠ざかっていたのである。

2年前のある日の夜、結構ストレスで疲 れてしまっていたマーティンがポツンと言った。
「ああ、今すぐにでもチェコに帰ってお母さんのダンプリングをたらふく食べたい。」

私は言った「そんなの、チェコまで行か なくてもここで食べれるわよ。レシピ訳して。今すぐ作るから。」

チェコ料理の本に載っているレシピは、市販の粉から作る簡単な バージョンで はなく、ジャガイモと粉から作る伝統的な方法である。
そのときはすでに夜の8時。今時チェコでは伝統的な方法で作る人なんてほとんどいないらしく、その過程を見たことすらなかったマーティン。
おまけに時間もかかる作業なのに、私が???
信じられないというおもむきで、レシピを訳してくれたマーティン。

レシピに載っていた粉がここにはないの で、たまたま家にあったセモリナを使った。
ジャガイモを茹でて、それを卸して、セモリナと混ぜて、シリンダー形にして、沸騰したお湯の中に入れる。
20分ほど茹でて、糸で切って、はい出来上がり!
2時間少しかかったが、ジャガイモからきちんと作っているので、味は最高!
マーティンはメロメロに喜んでいた。

「チェコ人じゃなくても、ダンプリング ぐらい出来るわよ!」

後にマーティン曰く。この時に、結婚の決意が固まったそうである。
でも、そんなことで、生涯の伴侶を決めていいのだろうか!
何て言っている私は、これといった決定的な出来事無しに、プロポーズされた時に、深く考えもせず、野生の感でイエスと言ってしまったのだから、お互い様か あ。




9月24日
ベビーシャワーその2

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子供が一人生まれてくる背景には、こん なにたくさんの配慮と愛情と祝福が。
何て幸せ物のレレ。
感動です。


9月22日
チェコ人ママのコミュニティ?


今日は午前中の仕事を少し休んで、レレと通うことになる小児科を初めて訪問し た。
家のすぐ近くにある病院なのでとても便利。
数人いる小児科医の中から、結局チェコの苗字の先生Dr. Kovarikを選んだ(そんなことで、担当の小児科医を選んでいいの!)。
Dr. Kovarikは、全国レベルで活躍する授乳のスペシャリスト。
そして、この病院は授乳に関しては全国でもトップれべるなのだと、目を輝かせて言っていた。

医療と教育と福祉に恵まれた住み心地の いいミネソタ。
いかにも北欧系の移民が築いた場所である。

その後は、チェコ人ママたちが主催する ガレージセールに行き、ベビー用品をたくさん買った。
そこでも誘われたのが、週一回若いチェコ人ママたちが子連れで集まって、おしゃ べり等を楽しむ会。
「私たち英語でも話せるから大丈夫よ!」とは言ってくれたものの、経験により、 大体英語は初めだけで、次第にチェコ語になっていくのは目に見える。
私が一人いるだけで、母国語のチェコ語を使って話せないなんて気が引けるし。
とはいえ、チェコ人でもあるレレにとっては、チェコ人のママや子供たちに囲まれ る機会って大切だし。
うーん。



9月20日
Dolomiti

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マーティンのご両親はこの夏の終わり に、またイタリアのドロミティでハイキングをしてきたそうです。
写真がとても素敵なので、このページに載せることにしました。

いいなあ!私もドロミティに行きたい。 子供が一才過ぎたら、親子3人で行きたいものです。
アメリカでのハイキングは、州立公園や国立公園内の指定された地域内を歩くようになっている。
大自然の恩恵に満ちたアメリカの国立、州立公園は確かに壮大。
宿泊は公園内でキャンプやシンプルなキャビンに宿泊するか、公園外に出て宿を見つけるかどちらかである。

一方ヨーロッパのハイキングは、小さな 町や村を通るルートが多く、疲れるとその途中のシャレーや山小屋やホテル等に宿泊して、翌日更に先を目指して歩き続ける。
私も、チェコでのミニ新婚旅行で小さなシャレーに宿泊したが、景色もいいし、疲れていた私たちを待っていた夕食とブルーベリーケーキがとても美味しかっ た。

ある同僚は、毎年夏、スペインかフラン スに、10日ほどハイキングに行くが、彼女が撮ってくる写真は本当に素敵。
古い建物が残る田舎の村々の景色が、とても絵になっている。

話はマーティンのご両親に戻り、この夏 にまた友人たちとグループでクロアチアに行かれたそうです。
そして、お母様は、クロアチア旅行で美味しいものを食べ過ぎて体重増加したため、
体重減量のためのヨガとスパに重点をおいた特別なツアーに参加して、またクロアチアの別の場所を訪れたとの事。
いいなあ。クロアチア、海きれいだしねえ。

クロアチアもドロミティもチェコからは 目鼻の先だものねえ。

そんな風にぼやいていると、マーティン は言った。
「あの旧大陸には僕にとっては、スキーとハイキング以外にはあまり魅かれるものがない。
古い建物なんてどうでもいいし。僕は、オセアニアや南太平洋や南米に行きたい!」

やれやれ。これでもし将来彼の収入だけ に頼るようなことになれば、旅行の行き先も彼の思いのままになってしまうのだろうか。
そうはさせてなるものか。
「XXとXXとXXに行くまでは、私は絶対に二人目を作らないから!」
一人目誕生のすぐ後にでも二人目が欲しいマーティンは、私の返答におののくのであった。

当分は子育てで遠出できそうにない夫婦 の戯けた会話でした。


9月16日
最後のクラス

今日 で、出産育児のクラスはおしまい。結構知識が付いてきたと自分でも思う。
オムツの替え方や、お風呂の入れ方などを教わった。

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お腹 が大きくなりすぎて、最近はペンギンのように歩く私。
マーティンからは、プレーリードッグというあだ名をここ数年もらっている。
短身でぽっちゃりしていて、頭が大きく、手足が短い私は、確かにカモシカ系ではないと自分でも納得。
マーティンは、プレーリードッグ系の外見が美しいなどと言ってくれるので、まあいっかあ。

最近 自分の体が相撲取りのように大きいと思っているのだが、
クラスにいた周囲の女性たちを見ると、やはり私は、人が言うように小柄な妊婦さんなのねと思う。


9月12日
食習慣 - 道のり遠し!

昨日の夜、授乳のクラスから夜10時ご ろようやく帰ってきた私が見たものは!
空になったチョコレートケーキの容器。
ショック!!!!

そのケーキは、3日前に、職場の同僚が私の誕生日を祝うために買ってきたもので、
典型的なアメリカの甘すぎの砂糖の塊のようなケーキ。
25センチ四方で厚さが7センチぐらいのものだったが、皆が食べた後、その半分ぐらいが残ったので、
残りを持ってかえってきていたのだ。

マーティンは、つい4日ほど前に、突然 パン食に疲れ果て、ご飯と味噌汁とお魚の食生活がしたいと言い出した。
これから、もっとお魚を頻繁に食べようねと、3日前には、魚焼き用の小さなグリ ルまで買った。
料理嫌いなのに、これを機会に私から味噌汁の作り方も学ぼうとも思っていたし、
疲れて家に帰ってきたときに、食事が出来てないからと言って、パンにジャムやバ ターをべったり塗って食べるだけの夕食や、
パンにサラミやサーディンを乗せて食べるだけの夕食はもう嫌だと言った。

やっと心を入れ替えてくれたと、私は喜んでいたのに、目の当たりにしたケーキの空。
9時ごろに大学から帰ってきたマーティンは、疲れてお腹がすいていた為、ケーキにかぶりつき、平らげてしまったのであった。
一方私は、授乳のクラスの帰りの車の中で、チョコレートケーキはもう日にちも経ったし、あまり質の良い物でもないし、
私たちは共に、典型的なアメリカの甘いケーキは好きではないし、
冷蔵庫には日本製のチーズケーキも買ってあるので、家に帰ったら捨てようと思っていたのだ。
更には、私は、マーティンが食事の前に、デザートをたくさん食べて肝心な食事があまり食べられないことを、あまり好ましく思ってなかった。
パン食だって何だか不健康そうだし、それに甘いジャムや多量のバター、
もしくは野菜を取らずサラミやサーディンを乗せて食べる習慣があまり好きではない。
だから、今回の改心に大喜びだったのだ。

それなのにマーティン!!

もし疲れて一から作りたくないのであれば、大好きな味噌汁だって作ってあったのに。
ご飯も炊いてあったし、美味しいし丸美屋のしそのふりかけもあった。
簡単に解凍できるうなぎの蒲焼や、わさびシュウマイや、カレーコロッケ、えびピラフだってあった。
のりに梅干しもあった。お茶漬けだってあった。
おやつが食べたいのであれば、美味しいチーズケーキだってあった。

「僕がチョコレートケーキを食べたのは、君にチーズケーキを残しておいてあげたかったからだ!」と言うマーティン。
「なんて言ってるけど、だいたい食事前にお菓子に手を出す習慣、少量ならともかく、あんな量を食べることに根本的な問題があるのではないか!」と言う私。

結局 喧嘩になってしまった。

ただ でさえ白人は太りやすいし、糖尿病や心臓発作になりやすいのに。
マーティンのおばあ様は糖尿病だったという遺伝的な影響だってあるかもしれないのに。
ただでさえ、チェコ人は寿命が短いのに。

日本 の男性だったら、食事前にお腹がすいていれば、ちょっとおつまみにと、するめイカや、枝豆や、さんまの蒲焼やししゃもといったもっと良いものを食べるの に。
だいたい食習慣がまったくなっていない!

その ことを日本の母に話すと、電話の向こうで、「あなたたち、本当に面白いねえ!」とケラケラ笑っているのである!
「笑い事ではないわよ!」と言う私。

更に 母曰く、「結婚式の前にマーティンの実家を訪れたときに、お母様が作ったケーキのすごい量を食べよったやん。覚えとう?そういう風にして育ったんやけ仕方 ないよ。」

「あ あ、あのマーティンお気に入りのケーキね。あの時の一切れすら、私とお母さんにとっては大きすぎやったけど、
実はマーティン、直径20センチぐらいのあのケーキの半分ぐらいを一回でぺろりと平らげることが出来るんよ。」

母曰く、「食べたいときに、食べたいも のを満足いくまで食べさせてあげんとだめよ。」



9月11日

病院とマクドナルド?

私が 出産する市内のある病院は、この辺りでは一番良い病院として知られている。
特に、心臓系の病気の研究で有名だ。
全国からやってくる患者やご家族のために、シェラトンホテルとも繋がっている。

なの に、どうして病院の中にマクドナルドがあるのだろうか?
肥満の原因でもあるファーストフードの典型とも言われるマクドナルド。

マクドナルド-肥満-心臓発作-心臓の 研究?
ちょっとやばいのでは。


9月9日-10日

お誕生日の週末

誕生 日の日に、出産のクラス参加するなんて、何だかとても不思議。
3X年前の今日に、母がこんな思いをして私を産んでくれたのねと、出産のビデオを観ながら感じた。

出産 で踏ん張るときの呼吸法を教わったとき、講師が、見本のために誰か前に来てくれないかと男性陣に訪ねた。
案の定、さっさと手を挙げてしまった、マーティン。
クラスの中でも、一番質問の数が多かったのもマーティン。

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クラ スの後の予定は一切当日のお楽しみだった。

気が 付くとダウンタウンのど真ん中に連れて行かれ、お洒落なレストランへ。
とても美味しいご馳走をいただき、マーティンに感謝。
誕生日祝いに、ティラミスをただで出してくださった。

夕食 後、車はどんどん南へ。
どこへ行くのだろうと思いつつ約2時間半。
New Ulmというドイツ系の移民が建てた小さな街へ到着。


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か らくり人形が毎時音楽と共に踊る時計台。

美味 しいソーセージの店もあった。

この 街は、全米で2番目に古い、家族経営のビールの醸造で有名。現在のオーナーは、5代目だとのこと。

マー ティンが選びそうな所である。

<>翌日 は、見学ツアーにも参加した。

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醸造所と、旧経営者の家は繋がっていて


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つい最近まで、お土産店だった家。元々 は、従業員のための下宿だったそうである。
その家の入り口は孔雀の溜まり場となっている。


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これは何?


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現在のオーナー一家が住んでいる豪邸。 お庭がとても素敵。

マーティンと過ごす誕生日は、これで6 回目。
自分の誕生日を毎回どう過ごしたかは、しっかり覚えている私なのだが、
なぜか、マーティンの2002年と2005年の誕生日をどう過ごしたのか思い出 せない私。
やはり、人間は自己本位な生き物なのかしら。



8月29日

妊婦の食欲

  妊娠8ヶ月目に入った私。

つわ りを通り越すと、食べるものが美味しくてたまらなくなり、たくさん食べるようになると聞いた。
特定の食べ物を異様に食べたくなるとも聞いた。
ミカンの缶詰にはまった人、アイスクリームにはまった人等。
産婦人科の先生も、妊娠7ヶ月目からは、たくさん食べるようになるからと言っていたのに。

  私は、妊娠してから、妊娠前ほど食欲もないし、お腹がすいているときでもたくさん食べられない。
つわりのときは、確かに気持ち悪かったから食事が喉を通らなくなかった。
つわり後は、お腹がたまにすくものの、赤ちゃんが胃を圧迫しているので、食事が少しずつしか喉を通らない。
普通の量を一回で食べてしまうと、息切れして、心拍数が上がり、体が異様に熱くなってしまう。
少し食べただけで、すぐ満腹になる。
バランスよく食べてはいるが、明らかに量をこなしてはいない。

そん な私なのに、お腹の赤ちゃんは7ヶ月目に入ってからは、ものすごい勢いで大きくなっている。
「親は食べずとも子は育つ?」奇跡です。



8月27日

ガレージセール

  機嫌が悪かった私のために、マーティンが、近所のガレージセールに連れて行ってくれた。
行きがけに一言「豚は一匹で十分だからね!」
飾り物イコールジャンクとしか思っていないマーティン。

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今日 の収穫は、2ドルで買ったこの手彫り手塗りのお皿!
いかにもスカンジナビア系っぽくて、かわいいと思ったのだ。
セールの主だったおばあさんに、このお皿、いつ頃の物なのか訊いてみたところ、
知らない人から買ったので、分からないと言っていた。
買ったときに、このお皿の絵柄は、ノルウェーのある地方特有のものだと聞いたそうだ。

北欧 系の移民が多いミネソタでは、北欧のみやげ物のお店も多いし、
ガレージセールに北欧っぽい古いものが売っているのもそんなに驚くことではない。

この お皿を買ってすっかり機嫌が治った私。
絵柄が、キッチンに飾ってある豚に似ていることもあり、豚の隣に飾ることに。
この豚も、2年ほど前、ガレージセールで買ったものである。

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今日 初めて気が付いたのだが、このお皿や豚の絵柄は何となく、
私が集めたチェコのモラヴィア地方伝統の絵柄にも似ていなくはない。

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8月15日

家系図

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ベ ビーシャワーでいただいた、レレのためのジャーナル。
写真も含め、色々な情報を書き込むようになっているのだけど、そのうちの一つが家系図だった。
とりあえず、私とマーティンの祖父母の代までは綴っておこうということに。
とはいえ、マーティンは、こんな女の子らしいことには興味のかけらもなく、私が調べることに。
マーティンのご両親は、すぐに情報をメールで送ってくださった。


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マー ティンのおじい様、おばあ様は、全員亡くなってしまっているが、
マーティンから聞いた思い出話や、誕生日、死亡日から、
私がお会いすることがなかったご先祖様たちの人生を少しだけ知ることが出来た。
名前も、いかにもチェコ人の名前で、舌がもつれそうな名前ばかり。

私に とっては、全くの他人のおじい様おばあ様たちも、
レレにとっては、血の繋がったご先祖さまなのだなあと思うととても不思議な感じがした。

とこ ろで、チェコの名前を持つドイツ系のマーティンの母方のおばあ様、エミリエさんは、

非常 に若くしてご主人(おじい様)を交通事故で亡くし、2人の子供(マーティンのお母様と叔父)と残されてしまった。
戦争終了後の当時のチェコは、反ドイツ感情に満ちており、
チェコで生まれて育ったのに、ドイツ系というだけで、とても大変だったらしい。
おまけに、旦那にも先立たれたので、子供を連れてドイツに移ろうとしたのだが、
当時の共産主義政権から、引っ越してもいいが、息子だけはチェコに残していくようにと言われ、
そんなことが出来るはずもなく、ドイツ行きを諦めたそうだ。
ちなみに、そのおばあ様の妹は、ベルリンの壁を越えて、東側から西側に脱走したそうである。



8月10日

チェコ人に聞かないほうがいい質問

「ロ シア語話せる?」と、よく訊かれるマーティン。
「ほとんど話せない。学校で習ったけど、なるべく勉強しないようにしていたので、あまり出来がよくなかったし、忘れてしまった。」なんて答えている。
でも、私は知っている!彼のロシア語は結構上手なのだ。
スラブ系の母国語を持つマーティンは、発音なんて、日本の大学の第2外国語で少々ロシア語を学んだ私なんかより格段にきれいなのだ。
そして、ロシア食料品店に行っても、ロシア語で書かれた品物の説明を理解するのに全く問題ないマーティン。
(ちなみに、人前で進んで話そうとするマーティンの日本語とフランス語の発音は非常にあやしい。)
(さらには、人前で進んで話そうとする私のロシア語の発音は、チェコ人からすれば、もっとあやしいのかもしれない。)

ロシ ア語能力を反射的に隠そうとするマーティンの隣で、「彼、実はロシア語とても上手なのよ!」と暴露する私は、意地悪なのだろうか?

  マーティンや彼の友人たちと接していくうちに私が学んだこと:
ロシア語が上手なことは、チェコ人にとっては、決して誇ることではないし、誉め言葉にならないのである。

共産 主義崩壊後に学校に通った若い世代ではない限り、誰もが強制的に学ばされたロシア語。
どんなに流暢にロシア語を話せても、「自分はロシア語が得意だ!」と答えるチェコ人に私は今まで遭遇したことが無い。

  もし将来私たちの子供が、ロシア語を大学でとりたいなんて言い出したら、
私は平気だが、マーティンは動揺するに違いない(笑)。
ひいては、ロシア語専攻なんてことになったら、我が家は揺らぐだろう(笑)。
でもマーティンからチェコ語を学ぶ子供にとっては、ロシア語は、簡単で便利な言語になるに違いない(笑)。

そんなことを考えたので、夕方、セーリングからご機嫌で帰ってきたマーティンに訊いてみた。
「ねえ、もし子供が将来ロシア語をとりたいなんて言い出したらどうする?」

「我が家にそんなことはありえない。」

「分かんないわよ。あなたからチェコ語を学ぶから、ロシア語は簡単だからなんて言って、とりたがるかもよ。」

「そんなこと考えたくもないから、そんな質問しないでくれ!」  (無言)


8月5日

我が家のグラーシュ

今日 は、友人4人を招待して、マーティンがお得意のグラーシュを作ってくれた。
グラーシュは、もともとハンガリーの伝統料理で、典型的なチェコ料理のひとつ。


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牛肉 とたまねぎを適当に切り、お肉には塩コショウをまぶす。


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フ ライパンで、パプリカをたっぷりと使い、たまねぎが茶色く柔らかくなるまで炒める。
この際、マーティンは、手元にあるハーブやスパイスを何でも適当に入れるのが恐ろしい。

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鍋に流し込み、水を加え、玉葱が溶けてしまうまで最低2時間は煮込む。
小麦粉を炒って加えるととろりとしてくる。


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ダ ンプリングを作る。


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仕 上がり!
ビールとの相性が最高で、ゲストの方たちには、チェコのビールもたくさん飲んでもらいました。


ポルカを教えたりもして、楽しいひと時を過ごした。
マーティン、美味しい手料理と、良いホストでいてくれて、どうもありがとう!

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カリ フォルニアから訪れていたXuanと再会の一枚





7月21日-7月30日

トロントへ運転旅行!

 
大学時代にホームステイしたCaldwell家を訪ねるため、8年ぶりにトロントへ。
本当は、カナディアンロッキーでハイキングをする予定だったのだが、妊娠していて長歩きが出来ない私のために、今回はトロントを訪れることにしたのだ。
往復2000マイル以上走った。
これには、アメリカ人の同僚も驚きだったが、行きも帰りも、様々な所に立ち寄ったので結構楽しかった。

行きは、ミシガン州のUpper Peninsulaを通っていった。
とても風景が良くて、美しいビーチもあり、目の保養になった。
帰りは近道のためにシカゴ経由で。
シカゴでは、マーティンの友人夫妻のお宅で一泊。手作りのチェコ料理が最高だった。

Caldwell 家 では、ベビーシャワーをしてくださったり、また、懐かしの美味しい家庭料理に夫婦揃ってすっかり甘えてしまった。
host brothers and sistersたちや、Caldwell家の友人夫妻たちには9年ぶりに再会。
短かったけど、とても嬉しいひと時だった。

ナイアガラでは、ワイナリーにも行ってみた。

この 旅行の写真はこ ちらから

  


7月15日

おやつ作り

最近 なぜか、週末になると、おやつ作りをしたくなる。
専業主婦だったら毎週末のようにベーキングしていたかも。
日本であまりベーキングをすることなく育った私。
料理嫌いのマーティンも、さすがにベーキングに関しては、私よりもはるかに知識と経験が豊富。
お母様のベーキングの様子を傍から見ていて学んだことが多いようだ。
だから、マーティンから助けてもらうことが多い。


最近2人ではまっているアプリコットケーキ
フルーツが豊富なモラヴィア地方出身の友人からのレシピ

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生地 の上にアプリコットを敷き詰める

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オー ブンで焼くと出来上がり!



マーティンの一番のお気に入りのケーキ
お母様からのレシピ

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生地 を焼いた後、プディングを型に流し込み、季節のフルーツを敷き詰め、仕上げにグレーズをかけると出来上がり!
今回は、生地を半分にスライスし、ブラックカラントのジャムを塗ってみました。


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仕上 がり!

こんな風に描くと、いかにも料理好きな、けな気な主婦の印象を与えるかもしれないが、私は気が向いたときしか料理をしない。

義務 感ですることが無いのである。
そのかわり、料理をするときは楽しんでするし、出来上がりも自分で言うのはなんだが結構美味しい。

 





7月7日

収穫!

今日 はきゅうりの収穫よ!とルンルンで職場から戻る。
きゅうりの栽培が初めてだっただけに、喜びも大きい。
それにしても、肥料すら与えていないうちの庭で、よくぞこんなにすくすく育つものだわ。
収穫用のバケツ(写真)を持って、野菜をあさっている時って、ちょっとした幸せ。

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家だ けでは食べきれないので、同僚にあげるととても喜んでもらえる。それもまた幸せ。


この夏の我が家の仲間たち!

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ト マトさん、早く熟してね!

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成 長中のきゅうりってかわいいものね!




7月6日

ベビー服

友人 クリスティからベビー服やベビー用品のおさがりを山ほどもらった。
彼女の子供クローディアちゃんは、早くももう2歳半。
それにしても、ベビー服のデザインの凝っていること!
ベビー服なんて、すぐに大きくなって着られなくなるのだから安くてシンプルなもので十分と思っている私なのだが、
やはりファッションにこだわる母親もいるのねえ。
ベビー服のことなんて今まで考えたこともなかった私には驚きだった。

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赤 ちゃんに水着????

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”私 を起こさないで!”


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花柄や動物柄など、柄も豊富!



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    刺繍やレース使いにもこだわりを感じる。           


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一番 のお気に入り!
羊さんとお星様の刺繍。これを着て、すやすや眠ってくれるといいのだけど。
足の部分が動物になっていてかわいい!


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こん な靴下見たことがないよ。

と ころで、アメリカはトイレットトレーニングが遅いようである。
クローディアちゃんは、2歳半なのに、まだおむつ。
クリスティが、「この夏私が家にいる間に絶対におむつがとれるようにする!」とあせっていた。
日本の母に訊いたところ、私は一才でおむつがとれたそうだ。
チェコでも、トイレットトレーニングは早く行う。



7月4日 

独立記念日

 

我が 家の裏庭でちょっとしたパーティ。
古い折り畳みのテーブルを持ち出してテーブルクロスをかけ、適当に椅子を置くだけで、パーティの会場の出来上がり。
裏庭は、大きな木がそびえたっているので、日陰になり居心地が良い。

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さ て、最近留学生としてアメリカに来た韓国出身のゲスト2人。揃って同じ質問をされた。
「英語どうやって勉強したの?あなたの英語はとても上手なんだけど。
大体、日本人と韓国人は、母国語が英語と全くことなることもあって、最も英語が下手なグループなのに、どうしてあなたはそんなに上手なの?」
(そうかあ、日本人=下手な英語という概念が成り立っているのね。がっくり。)
アメリカ人の同僚と共に、アメリカ人を対象に働いている毎日。
そんな私は、自分のことを英語が上手なんて思うことが無いので、正直たじろってしまった。
誉めてくれたことは嬉しかったが、それよりも、世界の留学生の中での日本人のイメージ=英語が下手、にがっくりした。

  独立記念日といっても、私たち外国人は何を祝うのかという、質問があがった。
アメリカの独立なんてどうでもいい(笑)私たちは、うーんと考え込んだ。
そこで、ゲストの一人曰く「ブッシュからのindependence!」。皆、賛成!

Twin Citiesは、ブッシュ大統領嫌いの土地柄。
ブッシュ大統領が再選したときは、「この国の未来に絶望を感じる!」と半分泣きそうな顔をしていた同僚もいた。

 



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